IMULTA彫金師の片切タガネ彫り方練習その5~113

彫金パネル
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こんにちはIMULTA彫金師の上谷です。

寒い、もうホンマ寒い。

風邪には気をつけましょうね、インフルエンザも流行ってるそうです。最近は気を抜いたらすぐに病気になる世の中ですね。

さて今回は彫金ハウツーの第11回。

ただ今まで投稿してきた練習方法が基本になるので今までのを十分にできるようになったら全部彫れます。

始まり始まりー

さて今回からは基礎ではないです、趣味で「彫金やってみたいな~。」ぐらいの人はあんまり読む意味がないです。

というのも今回紹介する方法は物凄い地味でコツコツした作業なのでお仕事としてやる方以外には多分モチベーションが上がらないです。

今回も書いておきますがこの彫金タガネの彫り方練習はあくまで私(上谷)個人の考え方、今まで繰り返してきた練習から得た内容なので「こんな意見もあるんだなぁ。」ぐらいで読んでください。

そんな注意書きをしたところで

鋤彫り(彫り落とし)

今回は鋤彫り(すきぼり)です。別名では「彫り落とし」、むしろ私はこっちで呼んでいます。

あれこれ本を読んでいたら「鋤彫り」の名称があったので今回はこちらで紹介します、多分これが正式名称だと思うので。

what’s 鋤彫り

鋤彫りは模様周りの金属を彫り落して高さを下げていくことを言います。

物理的に模様が高い位置に来るので模様が目立つようになります。

高肉彫り(高彫り)なんかにも使われますね、これは技術云々ではなく完全に根気の作業になります。

ひったすら彫る、面積広いと「我慢大会かな?」ってレベルで黙々と彫り下げる。試されます色々と、、

 

どのくらい彫り下げるの?

そのくらい彫り下げるかは人次第&デザイン次第です。

大事なのは均一に彫り下げて模様が目立って見えるようにすることです。

0.2㎜彫り下げる場合と0.4㎜彫り下げる場合だと労力が全然違います。

疲れるので…

ただただ高さを出したいだけであればワックスで立体的なモチーフを作ってロウ付けした方が手っ取り早いのでそちらをオススメします。

 

鋤彫りの利点

基本的に鋤彫りは無垢の素材(立体的なものがあったら中が空洞ではなくミッチリと詰まった素材)に使います。彫金の中でも完全な彫刻作品を作るような感覚です。つなぎ目などが一切ない状態になるので頑丈な仕上がりになりますしロウ目(ロウ付けしたときのロウがついている部分)などの変色もなくなります。

 

How to 鋤彫り

鋤彫りはその名前の通り鋤のように表面を彫り取っていく彫り方なのでできるだけ片切タガネは平面で刃幅いっぱいに使って彫っていきます。当然狭いところは刃先などを使って彫ります。

真横に刃をペタッとつけて彫るのは意外と難易度が高いので少し傾けて彫って、その時の刃の深さを基準に彫ると後々全体を整えやすいです。

「片切タガネの彫り方練習その5」にしていますがきれいに平面に彫れるのであれば、どのタガネを使っても問題ないです。

コツ

鋤彫りは平面になるように彫っていくので技術的に優れているかどうかよりも、「どの順番で彫っていくか、どの順番で彫ったらキレイにできるか。」という丁寧な彫り方が重要になります。

例えば彫りを入れる順番でも跡が残りやすい彫り方の順番そうでない順番があります。

最終的に平面にする場合、平面にならしたタガネで叩いて彫った跡をならしていく事もしますが、練習の段階としてはタガネのみでどのくらい平面に彫れるかを試してみるのがいいと思います。

今回のメリット

今回の鋤彫りの練習をするとタガネの刃を入れた後に金属面と平行に彫るのがうまくなります。最終的に局面に彫る時は金属面に対してどのような角度で彫っているかわかっているかどうかが大事になります。

銅や真鍮の場合そこまで重要ではないですが、硬いステンレスだと刃を深く入れすぎるとあっという間に刃が欠けますし、柔らかい金などを彫る時は深く入りすぎると抉ったような跡になるうえに修正できないです。

なので基本が身につく彫り方とも言えます。

では

いつも通り

 

最後に宣伝です^^

今後のスケジュール

12/22(土)

アート手作りフェスタ@東京国際フォーラム

1/9(水)

大崎クラフトマーケット@大崎駅夢さん橋

1/12・13(土日)

ハンドメイドインジャパンフェス

@東京ビッグサイト

その他実は来年の5月まで決まってるものもありますが取り敢えずここまでで。

ご来店お待ちしてます(^o^)/

遠方で見に行けないという方は
私の商品のオンラインストアもありますのでよかったらこちらからご購入ください。

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それではまた次回をお楽しみに!!

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