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読む彫金教室、片切タガネの彫り方練習「留め彫り」

ゴルフクラブ彫金

こんにちはIMULTA彫金師の上谷です。

さて今回の「読む彫金教室、片切タガネの彫り方練習その7、タガネの動かし方」です。

前回の「片切タガネの彫り方練習その6」の引き彫りと同じく私のオリジナルです。

正統な彫金を覚えたい方はちゃんとお金を出してどこかの彫金教室に行きましょうね。

ただ何もわからない状態で彫金教室に行くよりも一度こういった記事に目を通して予習してからいずれかの彫金教室に見学に行った方がいいのは間違いありません。

お時間の許す限りご覧ください。

では読む彫金教室始まり始まり。

目次

読む彫金教室、片切タガネの彫り方練習「留め彫り」

さて今回の「読む彫金教室」も私のオリジナルの技法ですが、オリジナルといっても大層な必殺技を編み出したわけじゃなくて自分の中でわかりやすく分類するためにタガネの動かし方に名前を付けている感じです。

そして今回は今までの読む方金教室記事でも当たり前のように書いていた「留め彫り」です。

留め彫り

留め彫りとは何ぞや?

私は彫り方、タガネの動かし方を3つに分けて考えています。

その3つのタガネの動かし方がこちらの3種類。

1.押し彫り(おしぼり)

これは彫る進行方向に力が加わっている彫り。彫りをやり始めた頃に私がやってしまっていた彫り方。

始めたばかりの人(初心者)はみんなこれやってます。

ステンレスのような特に硬い金属を和彫りする時はこの彫り方を多用しますが、基本の彫り方が出来ていない状態でやるとタガネが欠ける原因になります。

タガネめっちゃ進む

2.引き彫り(ひきほり)

タガネを叩いた瞬間に進行方向とは逆に軽く引きながら彫る彫り方。彫り跡をきれいに出す必要がある時に使います。刃先を捻って模様を作る時に使います。

タガネ進まない

3。留め彫り(とどめぼり)

彫っているときに叩いたタガネが一点を支点に動かないように彫る彫り方。

一点を支点にして回すように彫りまわすときに使います。

前回の引き彫りの紹介の時と練習方法は刃の向きが逆になるだけなので難易度は引き彫りと一緒ですが使う場面が違います。

タガネちょっと進む

はい、こんな感じです。

何度も言いますがこれは私のオリジナルの考え方です。

どっかの工房で言っても「は?」ってなるんで言わない方がいいですよ。

ただ「引き彫り・留め彫り」はこういう彫り方があるという認識があるのとないのとでは彫金の上達度が全然違います。

私は分けて考えるようになってから彫りの技術が一気に上達しました。

「上達したって自分で言うってwww」

自分が第三者としてこのブログ読んだらそう思いますが明らかに変わります。

上手くなるというか考え方が変わるので彫り方自体が変わります。

超々基本の押し彫りですら分けて考えるようになると使い方が変わるのでうまくなります。

ちょっと話がそれましたが今回の読む彫金教室で紹介する留め彫りは極端に言うと「タガネを動かさないようにして彫る方法。」です。

ん?そしたら彫れなくない?

タガネをつまんで動かないようにしてもハンマーで叩いたら動きますとね、それを利用して彫ります。

なぜ引き彫りと分けるかというと引き彫りは「ハンマーが当たった瞬間に少し進行方向と逆に軽く引きます。なんだったら本当に後ろに引きます。」

一方留め彫りは「その場で動かない。叩いた時の力だけ進むように持ちます。」

では練習方法動画

刃の動かし方を覚えるためなのできれいにできる必要はないです。

この丸をきれいに彫りたいなら洋彫りタガネを使いましょう。

どこで使うの?

答:全部。

模様の名前ではなくタガネの動かし方の名前なのでどこで使うとかはないです。

毛彫りタガネで爪を立てる時に便利ですよ。

引き彫りとの違いはやってみないとわからないのでとりあえずやってみてください。

引き彫りも留め彫りもできるようになると「波彫り」などが比較的簡単にできるようになります。

IMULTA(@imulta_jewelry)でした。

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この記事を書いた人

上谷 俊介のアバター 上谷 俊介 彫金師

彫金萬代表、彫金ブランド「IMULTA」を運営しています。

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