彫金ネックレス

こんにちはIMULTA彫金師の上谷です。

最近は彫金ハウツーばかりだったので、いつぶりかちょっと忘れています。

サボっていたわけではありませんがオーダーが立て込んで新商品を作る脳みそになりませんでしたとさ。

では始まり始まり

彫金模様と石留めをしたネックレス

久しぶりの商品紹介なので何を書いたらいいのやらと思いましたがCEO(妻)がジュエリーのブランドコンセプトをはっきりさせておいてくれたので書くべきことが厳選されていてわかりやすい。

IMULTAのコンセプトは「美しい和彫り彫金模様」です。

宝石を使用しないわけではありませんがあくまでメインは彫金でしっかりと彫り上げられた模様であり、真鍮やステンレスなどの鋼材、シルバーやゴールドなどの貴金属にもその金属の特性を生かした模様を彫り入れることで美しく仕上げています。

 

今回はそんな彫金で製作されたシルバーのネックレスです。

シルバーネックレス

彫金模様を入れらシルバーネックレスであると冒頭に書きましたが、今回は3mmのジルコニアを列にして留めました。

彫金技法でジルコニアを留めて製作されたシルバーネックレス
ネックレス

 

素材はsilver925を使っています、silver925は銀が92.5%と銅やニッケルなどの合金です。

適切な熱処理を施すことで、加工しやすく強度にも優れた状態で仕上げられるので日常使いされるジュエリーの素材として好まれています。

彫金師のアクセサリーとかに使われる金属の知識~86

通常は余裕を持たせるために製作するジュエリー・アクセサリーの地金(金属部分)の厚みに対して半分ぐらいの直径の宝石を留めます。

今回は金属の厚みギリギリのものを留めてみようという事で珍しく2mmの厚みの地金に直径が3mmの石を留めました。

 

ジルコニアのシルバーへの石留

宝石を留める部分のシルバーは穴を貫通させて光の通りをよくする光穴を設けています。

光の通りを良くするための光穴ですが、ただ光の通りを良くするためだけではなく軽量化にも効果があります。

さらに光穴を開ける効能は何といってもお掃除に便利、洗浄の薬品も入り込みやすいし超音波洗浄機や電解洗浄機であっという間に汚れが取れます。

ちなみにいつも洗浄関係の投稿の時に書いてますがエメラルドなど超音波洗浄すると割れる可能性がある宝石もあるのでジュエリーの洗浄の時は気を付けてくださいね。

このネックレスのジルコニアは大丈夫。

大ぶりのジルコニアを留めてキラキラさせても彫金の模様が少ないと寂しいのでチェーン通しにもしっかりとリーフ模様を彫り入れています。

模様はリーフ模様のアレンジ、チェーン通し以外の模様部分は魚子模様(ドット模様)を入れていないので皆さんのイメージするハワイアンジュエリーに近い雰囲気ですね。

彫金で宝石を留める際に使用する彫金タガネ

普段IMULTAではアクセサリー・ジュエリー製作の際に彫りを入れる時は基本的に片切りタガネという彫金タガネを使いますが、今回は毛彫りタガネも使用しています。

切った断面のイメージ的には毛彫りタガネで彫ると少し滑らかな印象になります。ちなみに私がそういった毛彫りタガネに研ぎあげているからであって全部の毛彫りタガネがそうであるという事ではありません。

見ていただくと一目瞭然なんですがしばらくは出展のイベントもないですからね。というか花粉症で外出すらしたくない。

 

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IMULTA彫金師の上谷

IMULTAというブランドを展開している彫金師の上谷(ウエタニ)のブログです。彫金のハウツーとかお手入れの方法とか嫁さんのあるあるとか勝手気ままに書き連ねてます。気になる事があったら気楽に聞いてください。答えられる事は丁寧に答えます。わかんないことはわかんない。気が向いたら読んでみてください。