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真鍮の材料を彫金で加工してオシャレなピアススタンドを作る

こんにちはIMULTAの上谷です。

独学で彫金を始めて15年たちまして現在はIMULTA(イムルタ)という自分のブランドを立ち上げて彫金師をやっています。

今回はピアススタンドの作り方を紹介します。

目次

真鍮の材料を彫金で加工してオシャレなピアススタンドを作る

販売イベントに出展するにあたっていい感じのピアススタンドを探してまして、なかなか見つからないのでどうしたものかとウチの奥さんと話していた時の事。

*******************

「陳列用にピアススタンド買わなきゃなー、でもあんまいいのないんだよなー。別に超シンプルでいいんだけど。」

なんてうちの奥さんと話してたら

「…自分で作らないの?」

 

……

ハッッ!!!Σ(゚Д゚;)

 

作れる!私作れるわ!

 

**********

という訳で作りました。

はいこちら

いやいや材料になるものも工房になんぼでもあるし、別にぶら下がればいいからそこまできっちりきっちり作らなくていいし気が向いたら装飾足せばいいし。

市販品みたいにメッキしてあると加飾する時めんどくさいから真鍮無垢が気楽でいいや。という事でオリジナルで加工してピアススタンドを作りました。

※自分で作って変色するのが嫌な人はメッキしましょう。

 

 

ピアススタンド

ピアススタンド

さらにこんな3本立てタイプも。

そのうちこれも売りに出すかなと考えています。

 

スタンドの棒の部分は取り外すことができます。

お客さんが見たいといった時に外して渡せるしそのまま耳に当てて合わせることもできるので固定しないようにしました。

 

奥さんに「なんで作らなかったの?」と聞かれたんですが、なんかもうピアススタンドって買うものだと思い込んでた。

「一体いつから鏡花水月を遣っていないと錯覚していた?」状態ですよ。

砕けろ。鏡花水月。

 

真鍮線の加工とピアススタンドの作り方

【材料】

  • 真鍮のブロック(10×10×10ぐらいに切っておく)、業者によってはサイズを指定して購入できます。
  • 真鍮の線棒(2本)→ホームセンターで売ってます。
  • ロウ付け用のロウ(ひとかけ)、銀ロウを使った方が頑丈にできますが強度を気にしないのであればはんだ付けでも大丈夫です。ダイソーのはんだごてで大丈夫。
  • 素材は銅でもアルミでもステンレスでも可、うちには真鍮線がいっぱいあったので真鍮線を使ってます。
  • フラックス→ロウ付けに使うのではんだ付けの場合必要ありません。

 

【作業】

  1. 真鍮線をいい感じの長さに切ります。
  2. 片方の真鍮線の先端を丸めてピアスを引っ掛けるところを作ります。
  3. くっつけたい所にフラックスを塗ってロウ付けします。
  4. 真鍮ブロックに棒を刺すいい感じの穴を開けます。
  5. ぶっ刺します。
  6. 軽く磨きます。
  7. 完成

はい、こんな感じです。

私はもともとあった材料を転用して作りました。

一から材料を買って作るぐらいなら市販のやつ買ったらいいかもしれませんね。

ハンドメイドで指輪とか作っていて材料が余っているような方は加工の為の工具もお持ちだと思うので一度チャレンジしてみてほしいです。

 

【道具】

材料の真鍮はホームセンターで全部買えるので加工が必要になった場合。

  1. 真鍮線を切るニッパー
  2. ブロックに穴を開けるドリル
  3. ロウ付けするバーナー、はんだ付けの場合ははんだごて
  4. 使いたければ金属を切る糸鋸
  5. 使いたければ金属を削るヤスリ

私は元々持っていただけなので、やっぱ市販品買った方がいいかもしれません。

工具を何も持っていない方が一から全部揃えるとなると結構お金がかかります。

 

ロウ付けをする場合は火事にならないように気を付けてください。

安全対策はこちらをご覧ください。

彫金のろう付けのやり方、安全対策と道具の紹介

真鍮の材料に彫金模様を入れてこのように

彫金模様の入ったピアススタンド。

彫金模様の入ったピアススタンド。

私の場合は自分で彫れるので彫金模様をプラスしました。

ここまでやるのは難しいかもしれませんが、リューターにラウンドカットの先端工具着けてガリガリやって加工するだけでも模様はつけられるので自分好みのスタンドが作れます。

ラウンドカット先端工具

ラウンドカットの先端工具

リューターを持っている方はこっちの方が簡単に加工できるのでオススメです。

もちろん今回のようなブロックタイプの真鍮だけではなく真鍮の板や真鍮線でも簡単に加工・加飾することが可能です。

 

リューターとラウンドカットの先端工具に関してはこちらの記事をご覧ください。

リューターの先端工具ラウンドカットについて

 

実際にこのように彫金模様を入れています。

 

 

真鍮の材料を彫金で加工してオシャレなピアススタンドを作るまとめ

今回お読む彫金教室は真鍮の材料を加工してピアススタンドを作る方法を紹介しました。

元から工具や真鍮の材料を持っているのであれば簡単に作ることが出来ます。

ただ工具も材料も一から全て揃えるとなるとそれなりの費用が掛かるので市販のピアススタンドの購入をオススメします。

 

もしハンドメイドで指輪などを作っていて真鍮やアルミの材料が余っている方は是非一度チャレンジしてみてください。

今回の作り方は「ロウ付け→はんだ付け」に変えられるように手順を省くことも出来るので、真鍮の加工方法を自分なりに作ってみましょう。

 

作ったピアススタンドに青錆が出たり汚れてきたら細目にお手入れするようにしましょう。

真鍮アクセサリーの簡単お手入れ方法、重曹で青錆をキレイにする

 

IMULTA(@imulta_jewelry)でした。

 

真鍮アクセサリー系の記事の一覧はこちらからご覧ください。

真鍮アクセサリー系の記事

 

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彫金を施したスターリングシルバーのzippo

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この記事を書いた人

こんにちは彫金のやり方などを紹介するニッチなブログを書いています。

古くは奈良時代からある伝統技法ですが今では「彫金」という言葉を知っている方も減ってきているので少しでも普及に役立ちたいと思い情報を発信しています。

独学で始めたころは本当に手探りでどんな道具を使っていいかも勘で購入していましたが、現在では仕事にするまでになり自分なりに知識とノウハウの蓄積があります。

このブログを通して少しでも彫金を身近に感じれたり、これから彫金を始める方の参考になれば幸いです。

【上谷について】
8年間の彫金の下積みを経て2016年3月15日に独立しました。
屋号は「彫金萬」、「ちょうきんよろず」と読みます。
個人や企業からのオーダーを受けてお手元の金属製品に彫金を施すお仕事も受け付けています。

現在はジュエリーブランド「IMULTA(イムルタ)」で製作したオリジナルのジュエリーの販売しています。

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