彫金のジュエリー

彫金はとにかく手を動かして作ってからデザイン~178

今日(2019.6.21)は29度まで気温が上がるそうです。

熱中症にお気をつけください。

今回は彫金の作業のデザインの発想から製作までの流れをザッと書きます。

物を作ってみたいけどデザインとか勉強したことないし思いつかない

そんな人に向けた投稿です。

デザイン発想

そもそもデザインはどこから着想を得ているかと言うと


これらのジュエリーとか貴金属などのデザイン資料から!!

特に一枚目の写真の右下の水色の本は一番読み込んでます。

すごい前にこのブログでも紹介しているF.Knightさんの 本です。

F.Knightさんと言ってますがこれが個人名なのか団体名なのか不明。

最初と最後に英語で色々書いてありますけど後書きなどは読んでないのでわからないです^^;。

中身は色々と版権が絡む可能性があるので載せません。

値段はその時の為替で違うのでなんとも言えませんが、確かネットで3500円ぐらいで変えたはずです。

表紙が紫色のヤツで1500円ぐらいの廉価版のヤツもあるのでそっちを入り口にしてもいいかもしれませんが、紫のヤツは水色の表紙の本の画質荒い&載ってる順番が違うだけで中身一緒&デザイン数がめちゃ少ない廉価版なので水色の方がオススメです。

私は間違えて両方買ってしまいました…。

とりあえずこれらの本を見ていつも勉強しています。

 

とにかく手を動かす。

とはいえ作業のときにオリジナルのデザインを考えないといけないので結構詰まります。

参考にしてる本が優秀でもそのまま使ったら法に触れますからね~。

そうそう簡単に出てこないのでとにかく手を動かしてシルバーを切ったりします。なんとなく作って形になりそうなのがボンヤリ浮かんでからデザインを書いていきます。

脳みそをこねる感じですね。

昔「脳みそこねこねコンパイル」ってありませんでした?ぷよぷよの会社の。

思いついたものをそのまま形にするのが癖になっているので

各イベント会場でも彫金の実演は下書きなしの一発彫りで、ありがたいことに喜んでもらえてます。

大体で彫っても結構まとまったデザインで彫れます。

東京アートクラフトフェスタ実演真鍮板
東京アートクラフトフェスタ実演真鍮板

私は少し完璧主義の気があって、動き出しが遅くなる時があるのを自覚しているので

頭の中で形になって無くてもとにかく1回現実でなんかしらの形にします。

結果わけのわからないものが出来る事が山ほどありますが、大体はソコからデザインを発展させて商品に持っていってます。

ワケのわからないものが2つ出来たらそれを掛け合わせるといい感じになります。全部が全部ではありませんが、とりあえずたくさん出来てれば、何れかを組み合わせればデザインの下地になる程度のものにはなります。

 

今の現役商品

現状ショップやイベントで販売している彫金のシリーズも彫金の実演中お客さんに

「その彫ったやつはどうすんの?」

と聞かれたところから始まっています。

 

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今ではこの動画の通り刃を入れなおすことで量産しています。ポツポツ(魚子打ち)も1個ずつ打ち直してるので結構大変^^;

 

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一発彫りでとりあえず彫ったところから発展して商品になってますね。

最初から最後まで自分で作業しているから出来る方法ですが、私の場合は机の前でウンウン唸ってデザインを考えてるよりも貴金属をいじって形にしながらデザインする方が効率がいいです。

 

これから貴金属を加工してみる方

ハンドメイドがブームになってシルバーやゴールドなどの貴金属を自分で加工する人も増えてきましたが、

「この部分がもうちょっと細ければいいんだけどな~。」って人はとりあえずヤスリを買って削ってみましょう。

ホームセンターとか工具屋で売ってるちゃんとしたヤスリならあまり高くないヤツでも1本買っておけば趣味レベルの使用頻度の場合、半永久的に使えます。

削った後にキラッキラに磨きたいとかなったら色々必要になるんで無理ですけど、フォルムだけ気になる方ならオススメです。

どうしても出来ないときは

ご依頼くださいwww

 

最後に加飾する

ちょっと脱線しました。

思い付きで作り始めてデザインを清書した後に切り出したり、ロウ付けしたりと製作していきますが、

最後に彫金で模様や表面の表情を加飾してジュエリーの雰囲気を洗練したものに変えます。

かなり大まかな流れになりますがIMULTAの製作工程でした(笑)

まとめ

やろうかな~どうしよっかな~って時はとりあえず手を動かしたらいいです。

 

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IMULTA彫金師の上谷

IMULTAというブランドを展開している彫金師の上谷(ウエタニ)のブログです。彫金のハウツーとかお手入れの方法とか嫁さんのあるあるとか勝手気ままに書き連ねてます。気になる事があったら気楽に聞いてください。答えられる事は丁寧に答えます。わかんないことはわかんない。気が向いたら読んでみてください。