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彫金の片切タガネの彫り方練習、一定の深さで彫る方法

こんにちはIMULTAの上谷です。

今回の読む彫金教室は久しぶりに片切タガネの彫り方を書いていきます。

結論をポンと書けるような内容じゃないんで気長に読んでください。

目次

彫金の片切タガネの彫り方練習、一定の深さで彫る方法

洋白板への彫金
洋白板への彫金

片切タガネに限らずすべての彫金タガネで当てはまりますが、一定の深さで継続して線を彫れるようになるのが最初の入り口です。

以前の投稿では彫る筋をつなぐ(継ぐ)彫り方を書きましたが構図としての考え方として書いた部分もあったので今回は単純にどのように彫るかを書きます。

結論から言うと

彫る時に金槌を持つ腕の肘の高さを一定にする、右利きの時は右肘が大事。

最後まで読むのがめんどくさい人はこれを意識して練習してください。

前回の彫りの線を継ぐ方法を紹介した記事はこちらをご覧ください。

読む彫金教室。彫金で彫りの線を継ぐやり方。

初心者が一定の深さで彫れない理由

一定の深さで彫れない時は、まずは出来ない理由を考えないと解決しないので原因を考えます。

ただこれは非常に簡単で「一定の深さで彫るように腕と肩が動いてない。」という事に尽きます。

そんなことわかってるわいっ!!って聞こえてきそうですね。

しかし彫っている途中で実際に腕の動きや肩の動きを意識したことがあるでしょうか?

おそらくほとんどの方がないと思います。

言葉でわかっていても独学の方は周りで彫って見せて教えてくれる人もいないと思うので、どのような動きかイメージしづらいですね。

周りに彫ってくれるお師匠さんがいる人はちゃんと見せてもらいましょう、その人が本当に彫れるなら実演して教えてくれるはずです。

彫金教室ならお金を払っているんだから絶対に彫らせましょう。

「彫ってくれない先生は彫れないから実演しないだけです。」(※超重要)

15分もあれば簡単な構図は彫れるので一筋二筋ではなく、【ちゃんと模様や絵を彫ってもらいましょう。】

では逆にできないという事は一定の動きをしていないという事ですが、出来ない動きはどんな動きなのか?

ここからは私の実体験に基づいた偏見を交えてお話します。

冒頭で「片切タガネの彫り方」と書いた理由にもつながります。

タガネの刃の動きから確認する

片切タガネで彫ったことがある人はわかると思いますが、片切タガネは刃の向きを模様の内側にするか外側にするかで刃の進み方が違います。

刃を外側にすると刃が逃げていくように浅く大きく進み、刃を内側にすると深く入って中々進まない。

これは片切タガネを使い始めた頃のあるあるです。

好きな模様を彫りたいと思いますが、もっと思ったとおりに彫れるようになりたい人は三日月と波線の練習をオススメします。

波線の彫り方の練習方法に関して動画にまとめているのでどうぞご覧ください。

私は右利きなので例として金槌は右手で、タガネは左手で持つものとします。

深く入りすぎる時は右肘が下がって左手が上がってる。タガネが立ちすぎてる。

浅く逃げていくような感じになる時は右ひじが上がって左手が下がってる。タガネが寝てる。

慣れないうちは右肘が下がって金槌の先端だけを振って叩くような彫り方をしてしまいます。

すると一定の深さで彫れません。

典型的なうまく出来ない例

片切タガネの刃先だけを意識して彫りの深さを調整しようとすることです。

また練習方法を紹介しているYoutube動画の中でも紹介していますが彫っている時にタガネを摘まんだ指先が痛くなってくるのは完全に悪い癖で、これはタガネの刃先だけに意識が言っている証拠です。

これを直さないと絶対に上達しません。

彫金のやり方は色々とあるので普段「これが絶対」という書き方はしませんがこれは絶対です。

例えば曲線を彫る時は徐々に向きを変えていきます。

そこで指先に無駄な力が入っているといちいち自分の意図しない方向に力が流れるのでタガネに加わる力が一定になりません。

今回紹介した方法はすべての彫金タガネの彫り方・やり方として応用できますがちゃんと「こうしたらこう彫れる」というのを認識してやらないと上達しないので書いています。

彫る時の肘の高さは一定に

興味のある方はお試しください。

今回使った工具

IMULTA(@imulta_jewelry)でした。

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この記事を書いた人

上谷 俊介のアバター 上谷 俊介 彫金師

彫金萬代表、彫金ブランド「IMULTA」を運営しています。

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