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こんにちはIMULTA(イムルタ)の上谷です。

台風が西日本に上陸していますね。2019.8.15

用水路の様子を見に行ったり、無理に強行してBBQには行かないようにしましょう。

こういった自然災害とかトラブルが起こった時に

「何かやらないといけない」って感じでやたら活動的になる方がいますが

事故を誘発するかもしれないから可能な限り部屋にとじ籠りましょうね。

 

過去の私の身内

「川の様子が心配だから見に行ってくる。」

……

行くなアフォ、普段川なんか気にしたこともないやんけ。危険度増してる時だけ行くのなんなん?
ていうかウチから川そこそこ遠いしな。

こんな感じ。

…と本題と関係ない話をしたところで、

はい、今回はマラカイトを使ったシルバーアクセサリーの紹介です。

マラカイトのシルバーアクセサリー

それでは今回のアクセサリーさんです、どうぞ~。

このようになっております。

モチーフはリーフ模様をメインにマラカイトをセンターから外すことで彫金模様とマラカイト両方に視線が向かうようになっています。

曲線の綺麗さと他のブランドさんではあまり見ない彫金模様の取り入れ方、高い位置でマラカイトを見せる事をポイントにデザインしました。

マラカイト

・取れる場所

基本的に南アフリカやロシアで取れる石で、日本でもちょこっと取れるみたいですね。

日本名は「孔雀石」、日本画の顔料として使われたりもします。

ギャラリーフェイクってマンガで知ったんですが日本画ってのは色んな宝石(漫画の作中ではラピスラズリ)も粉末状に砕いて顔料のするのでめちゃ高価ですよね。

マラカイトも(孔雀石)も砕いて顔料にされたものは「岩緑青」と呼ばれます。

 

・硬度

モース硬度は3~4で結構脆いです。

どっかにぶつけたら割れないまでも表面がガッツリ曇ります。

ただ今まで加工中にやらかしたことがないので私の中では「脆い石」という認識はないです。

 

・歴史

古代エジプトの時代から位の高い人が宝飾品として使っていたそうです。

以前のブログ記事ででカーネリアン(紅玉髄)を紹介した時も古代エジプトで使われていたと書きましたが、

カーネリアンとマラカイトとラピスラズリはよく組み合わせて使用されていたようです。

 

色や模様の入り方が千差万別で同じものがないので気に入ったものがあったら即買っています。

比較的お手ごろ価格で手に入りますが、一定のサイズを超えると値段が一気に上がります。

 

・小話

実は私はちょっとご縁を感じる石です。

 

私が彫金を始めた時から今現在まで使い続けている机がありまして、

これはリサイクルショップで買ってきた机です。

 

台車を借りて工房(当時一人暮らししていた家)まで運んで中を改めていたら

真ん中の引き出しの中に小さなマラカイトが入ってました。

私が初めて覆輪留めしたのがこのマラカイトです。

 

またお客さんから「ぜひ使って。」という事で結構大きなマラカイトを3回もらったことがあります(全部違う人)

自分で買う以外に定期的に手元に入ってくるので勝手にご縁を感じてます。

パワーストーン的には「邪気払い」「癒し」的な内容だったと記憶してますがもしかしたら

私は邪気がたまりやすいのかもしれません^^;

 

今回の製作工程

天然石を使ったものを増やそうと思って

こま目に買い集めていた天然石※に合わせて覆輪を作っていきました。

※マラカイト・モスアゲート・サードニクス。茶金石だけ人工石。

個人的な感覚ですが覆輪はちょっと厚め(今回は0.7mm)で高さ低めが強度的・見た目的にいい感じだと考えています。

 

作業工程は色々ですが今回は覆輪をロウ付けしてから切り出しています。

土台の銀板はロウ付け前に湾曲させています。

自分でやっておいてなんですが

ロウ付けは出来るだけ必要になる熱量が少ない状態で行うのが楽なので

模様を切り出す→覆輪をロウ付け。の流れがオススメです。

ここら辺は熱伝導率と熱拡散率が関係してくるので興味のある方は調べてみてください。

 

 

下書きをして切っていきます。

細かな細工をするためにはたくさん透かしを入れると楽になります。

 

大まかに彫ってアタリを付けた後に立体感を出すために葉っぱを一枚プラスしました。

後付けの葉っぱはあまりきっちり作りすぎるとアレなんで

側面から見た時に自然な葉っぱっぽく見えるようにしてあります。

 

今回は先に作っておいた土台にロウ付けした後に境界線を消すので、ならす工程も考えてロウ付けしてあります。

この記事の冒頭でお見せした完成形の通り、後付けした葉っぱに彫金模様をプラスするので

ロウ付けの強度もかなりしっかりしたものする必要があります。

 

あまり熱しすぎると彫った時に柔らかすぎてバリが出やすくなるので

ロウ付け後に磨いたり叩いたりで「なまし」をとった後に彫り上げます。

載せている写真はほんの数枚ですが強度やロウ付け後の輝きの調整の為に作業の合間合間にちょこちょこ磨いてます。

 

最後に覆輪で石を留めて完成です。

以上がマラカイトのシルバーアクセサリー(ネックレス)の製作工程の紹介でした。

 

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IMULTA彫金師の上谷

IMULTAというブランドを展開している彫金師の上谷(ウエタニ)のブログです。彫金のハウツーとかお手入れの方法とか嫁さんのあるあるとか勝手気ままに書き連ねてます。気になる事があったら気楽に聞いてください。答えられる事は丁寧に答えます。わかんないことはわかんない。気が向いたら読んでみてください。