彫金のジュエリー

こんにちはIMULTA(イムルタ)彫金師の上谷です。

時事ネタで恐縮ですがスマスマが最終回を迎えましたね~。

私も今年で33歳なのでちょうど世代といいますか、特にファンというわけではないのですがなんだか胸に来るものがありました。SMAPって凄いですね^^

都営大江戸線の中でSMAPに関して熱弁してる女性がいたのが印象的な一日でした。

※2018.12.31改稿

当時の時事ネタは後から見直しても「あ~、そうそう。そんなことあったよね。」ってなれるので残しておきます。

それでは彫金の話を始めます。

はい、それでは本日も彫金のことを書いてきたいと思います、今回はちょっと業者っぽいというか外注の段取りも含めたお話になります。

趣味でロストワックスのアクセサリーなんかを作っている人は馴染みのある内容になります。

 

キャストしたパーツを引き取ってきました。

今日は御徒町にキャストに出していたパーツを引き取りに行って来ました^^

キャストとは

日本語で言うと鋳造、鋳金。

 

オリジナルのアクセサリーから型(ゴム)を取ります。

取った型に銀を流し込みます!!

同じデザインのアクセサリーが量産できます。

量産が必要な場合はキャストして型を取ります。

石留するもので元の金属部分はキャストで型を取ってあるものが多いです。

最近は宝飾関係の海外のジュエリースクールがInstagramでそういった動画を投稿していますね。。

 

製作にあたってキャストとの使い分け

「全部自分でやるんじゃないの!?」っていう人もいると思いますけどキャストは業者に頼みます。

私は「彫金師」、キャストをやるのは「鋳金家」。餅は餅屋ですね。

今回はネックレスのチェーン通しのパーツ(バチカンと言います。)を取ってきました。オリジナルデザインのものは当たり前ですけど自分で作らないと世界に存在しないので仕上げたオリジナルパーツを量産体制に乗せてきました。

↑量産をしたバチカン達

こうしておくと一人でもたくさんの商品が作れます。

例えばですが下のようなネックレス、ペンダントトップもキャストして片を取っておけば

後からすぐに複製することができます。

↑彫ったり磨いたりした時の写真です。

宝石をしっかりと留めるための「石合わせ」はキャストで作ったとしても慎重にやらないといけませんが、一から作るよりは効率的に作ることができます。

たくさん作れるようにしても「なんか今後の展開にデザインがそぐわないな。」ってなったら廃棄になっちゃうんですけどこれも必要経費です。

 

超個人的な見解

超独断と偏見です。

マジでキャストは気を付けて

キャストは出す業者によって仕上がりのクオリティが全然違います。

初めてキャストに出す方だとどんな感じでキャストが上がってくるかわからないので

「こんなモンですよ^^」なんて言われると、「そうなんだ」となってしまう人もいるといると思います。

ただ私の経験から言うと

「少しでも不満を感じだ業者には二度と出さない方がいいです。」

やり直しを要求することもできますが追加料金が必要になりますし、あんまり仕上がりは変わらないのでやり直しの要求はほぼ無駄金。

あと「こんなモンですよ。」で押し切ろうとしてくる業者もいます、そんなところにやり直しを要求しても意味がないですよね。私は最初の頃これで押し切られてだいぶ損をしました。

 

本当にやるならいろんな業者に依頼を出しましょう。

いい業者は探さないと見つかりません。

OEM(大量発注)対応している業者さんは企業を相手にしているのでちゃんとやってくれるところが多いですがピンキリですし、小ロットでは対応してくれないので個人の方だと発注が難しいので気を付けてください。

特にキャストは時間がかかっても丁寧に型を取ってくれるところを探しましょう。

接客態度が悪いところはまずダメ。

有名なところでも新人が担当するようになったのか急に仕上がりが雑になる時もあるので、その瞬間にサヨナラしましょう。文句言わなかったりしたら急に雑な仕事を「出来ました~^^」ってニコニコしながら持ってくることもあるのでナメられないようにした方がいいです。

基本的にバレル研磨まで込みでやってくれるところの方がいいですよ。

ちゃんとした業者さん

細かい事を言うと受付の人にあれこれ質問してみて分からない時に上の人に確認に行く、または上の人を連れてくる所は大丈夫。

ただクレーム対応だと勘違いしているのか恫喝してくるようなおっさんが出てくる所もあるので気を付けて。

キャストは型を取る原型が細すぎたり薄すぎたりすると破損したりする可能性が高まるのと、仕上がったアイテムの耐久性が低くなりすぎるので受けるのを嫌がられます。原型を見て「壊れてもいいんですか?」みたいに確認してくるところはちゃんとした業者さんです。

 

キャストした素材の彫金

キャストした銀や真鍮ですがスが入っていたりするので埋めるために叩きます。

表面を叩くための先端工具などはあるんですが、彫金を施すためには深いところまで硬くしないといけないので金槌でガッツリ叩いたりします(延びないように)。後は火をあてて硬くしたりもします。

硬くなってからタガネでしっかりと深く彫金模様を入れていきます。

または硬さに合わせてタガネ軽く叩いて彫っていきます。

IMULTAでは量産したアイテムのひとつひとつに彫金を入れていますが、まずはキャストで型をとった後に表面をしっかり叩いて下書き程度にうっすら模様を残して彫金模様と魚子模様を彫りなおしています。

彫金のジュエリー
彫金のジュエリー

仕上げには時間のかかるアイテムにはなりますが、その分美しい輝きを持っていますので是非ご注文ください。

 

 

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それではまた次回をお楽しみに!!

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IMULTA彫金師の上谷

IMULTAというブランドを展開している彫金師の上谷(ウエタニ)のブログです。彫金のハウツーとかお手入れの方法とか嫁さんのあるあるとか勝手気ままに書き連ねてます。気になる事があったら気楽に聞いてください。答えられる事は丁寧に答えます。わかんないことはわかんない。気が向いたら読んでみてください。