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漫画オススメ、「へうげもの」を読んで欲望に打ち震える。

最近は漫画を読んで知識が増えていくなんてことも普通にできる世の中になってきましたが、WEB漫画も増えてきて、「多すぎて何を読んだらいいのやら。」と言う人も増えてきていると思います。

そこで今までありとあらゆる漫画を読んできた中から「これは面白かった。」というものを厳選して紹介します。

今回紹介する漫画は「へうげもの」。

戦国時代を描いた漫画の中では「茶道」をテーマにした異色の漫画です。

もちろん時代背景的に戦国時代の政治的要素も描かれていますが、主人公の古田織部のひょうひょうとした人生観を楽しみながら登場する茶器の知識を得ることが出来ます。

NHKでアニメ化もされた名作漫画です。

まだご存じなかった方はこの機会に読んでみてはいかがでしょうか??

せっかく時間を割いて読むのであれば面白い漫画を読みたいという方の参考になれば幸いです。

 

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漫画オススメ、「へうげもの」を読んで欲望に打ち震える。

今回オススメする漫画「へうげもの」は茶道をテーマにした漫画です。

現代にも残っている茶器も登場するので、読むと「今度茶器の美術展があったら行ってみようかな??」と思ってしまうほど茶器に興味がそそられます。

 

主人公は古田織部。

「織部正(おりべのかみ)」は役職の名前で登場した時の名前は「古田 佐介」です。

 

諸説ありますが「利休七哲(りきゅうしちてつ)」のメンバーの一人です。

ここら辺は読む本によって違うので何とも言えません。

この漫画は簡単に言うと茶人で奇人で大名の古田織部とその仲間たちの「戦国てぃーたいむ」です。

 

「へうげもの」は奇人:古田織部の「戦国てぃーたいむ」

「へうげもの」=「戦国てぃーたいむ」

極端な書き方ですが、戦国時代には茶道が非常に流行しました。

流行らせたのはかの有名な織田信長です。

なぜ信長が茶道を流行らせたかというのは諸説ありますが、

  • 恩賞を茶器で与えることによって土地を節約した
  • 山賊同然だった部下に少しでも教養を身につけるように促したかった

この二つがよく言われる理由です。

どっちが正しいかはわかりませんが個人的にはどっちも正しいんじゃないかと思っています。

 

理由はともかく時代背景的に「へうげもの」の中では茶道は一大トレンドなわけで、織田信長の直の部下の古田織部は頭がおかしいぐらい茶道にハマっています。

最初の頃は大名ではなく小さい所領を取り仕切る代官ですが、戦国時代的なことが色々あって大名になります。

貧乏な頃から「茶道ラブ」が止まらない古田織部は湯水のようにお金を茶道につぎ込むんでいき、色々あくどいこともやって自分好みの茶器を生み出して最終的に天下一の茶人と言われるまでになります。

 

古田織部と千利休

「へうげもの」のわかりやすいところはキーパーソンになる人間がわかりやすい事と、「本能寺の変」など歴史上の出来事で場面転換が明確なところです。

上司の信長がキーパーソンであることは言うまでもありませんが、この漫画で一番の重要人物は「千利休」です

 

織田信長や豊臣秀吉、徳川家康は時代的な転換のキーパーソンとなっていますが、千利休は文化的な転換のキーパーソンになっています。

 

千利休を知らない人はいないと思います。

教科書にも載っている茶人ですね。

実際は堺の豪商(めっちゃすごい商人)でのちに色んな大名を弟子にするほどの茶人になります。

始めはちょっと派手めなものが好きだった古田織部は千利休に弟子入りして、「渋い」という価値観を大事にするようになります。

 

実際の利休がどういった人間だったかはわかりませんが、作中の利休の業の深さにはゾクゾクするものがあります。

 

「へうげもの」古田織部と愉快な仲間たち

類は友を呼ぶと言った感じか、癖の強い人間が古田織部の周りには集まっています。

戦国時代だから癖が強くないと生き残れなかったのかもしれませんね…。

特に仲がいいのは細川忠興(のちの小倉藩藩主)と織田有楽斎(信長の弟)。

有楽斎(うらくさい)は現在の有楽町の名前の由来になった人ですね、元の名前は織田長益。

 

物語がスタートした時点だと、実は二人とも古田織部より圧倒的に地位が高い人間です。

ただ茶道という同じ趣味があったため仲良くしているようです。

これは今の社会でもよくあることですね。

 

他にも蒲生氏郷(途中で病死)など仲がいい武将とお茶します。

 

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茶器の数々にときめく

三大肩衝(お茶の入れ物)を代表とした数々の名茶器、いわゆる「名物」が登場します。

それを読んでいるだけでもいろいろと知識が増えるのですが、この漫画の良いところはそれを読んでいると物欲が刺激されます。

私は茶器を欲しいと思ったことはありませんが、「へうげもの」を読むと「見てみたい!!」ぐらいには確実になります。

 

また古田織部が自分の欲望に一直線に努力する様は自分も何か背中を押されるような感じを受けます。

語弊があるかもしれませんが「欲望」の素晴らしさが詰まった漫画と言えるでしょう。

 

まとめ

「へうげもの」は茶道・茶器を通して人間の欲深さを表した名作です。

この漫画を読んだからと言って茶道をやってみたいという人は稀でしょう、ただ「なにかやらなきゃ!!」という突き動かされるような欲望に火が入るような漫画です。

 

茶器の知識が増えることはその通りですが、描かれている古田織部の姿に欲望が沸き上がってくるはずです。

 

 

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