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個人輸入は自己責任でやりましょう。

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本ブログのお問合せで個人輸入についての質問が来るので簡単に書きます。

筆者は興味本位であちこちから工具などを個人輸入していますが、彫金師なので当然貿易関係の人間ではありません。

その中で経験した範囲のことを書いていきます。

「個人輸入したほうが安く済みますよね?」的な質問をいただくことがありますがほとんどの場合はあまり変わりません。(※なんだったら個人輸入のほうが高くつく場合がほとんどです。)

そもそも筆者は日本で購入できない工具を取り寄せているので日本に比べて安いかどうかで考えてやっておりません。

「個人輸入して転売してやるぜ!!」という販売に使う前提の方は色々と税関に確認をしましょう。

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目次

個人輸入は自己責任

変な商品を買ってしまっても自分の責任

当たり前ですが個人輸入なので自己責任です。

Twitterで海外からの工具についてなどつぶやいているので「簡単にやるにはどうしたらいいのか。」という質問をいただくことがあります。

面白おかしくつぶやいている事もあってか毎回あたりを引いているかのような雰囲気になっていますが結構外れも引いています。

安全性を何よりも重要視するのであれば個人輸入はお勧めしません。

輸入禁止・規制品目に入っていないか確認が必要。

質問している方がどのようなものを輸入したいかを聞いたことはありませんが、輸入できないものというのがあります。

自分が輸入を考えているものが税関の輸入禁止・規制品目に含まれているかどうかを確認しましょう。

輸出入禁止・規制品目←税関のHP

禁止・規制の対象は基本的に危険なものばかりなので輸入しようとする方はいないと思いますが、以前Twitterで問題になったフィギュアなど著作権に関係するものは輸入禁止になっています。

これらがどのように対応されるかは直接税関に問い合わせをしましょう。

詐欺にあったら取り返せない。

筆者自身は購入したものが専門的なものという事もあってか詐欺にあった経験がありませんが、貿易関係で働く友人に最初に注意されたポイントです。

個人輸入で「とにかく安いから」などで安易に決めて詐欺にあった場合はまず取り返せません。

日本の法律が適用されないという事もありますが、相手も騙すためにやってますからね。

個人輸入の金銭的な問題、支払い方法、送料

支払い方法

クレジットカード決済

海外のネットショップ(越境ECサイト)でのショッピングであればクレジットカードがあれば普通に購入できます。

日本国内での購入と変わらないので困る事はないはずです。※商品が届くのに時間がかかるぐらい

近年はクレジットカードに対応していないところは少ないはずなのでVISAカードなど世界で一般的に使われている銘柄のクレジットカードを持っていれば何とかなります。

Paypal・ebay・Payoneer

Paypal・ebay・Payoneerの3つでの支払いを求められた際にアカウントを持っていない場合はアカウントを作る必要があります。

作り方は自分で調べましょう。

最近はShopifyのネットショップも増えてきているのでPaypalが比較的一般に普及していると思います。

海外の銀行への振り込み

個人輸入程度の量ではないとは思いますが稀に海外の銀行への振り込みを希望される場合があります。

その場合は振り込みが可能かという事を最寄りの銀行に問い合わせましょう。

SWIFTコード(海外の銀行を識別するためのもの)が必要になったりするので必要な情報は先方に確認をとっておく必要があります。

この場合は送料とのほかにバンクチャージやデリバリーチャージがガッツリかかります。

どの程度の金額になるかは確認しないとわかりませんが、通常はメールに添付した見積書に記載してくれるはずなので最後の「grand total(合計金額)」が書かれている欄を見ましょう。

海外からの送料は結構する

国内のヤマト運輸の配送料を基準に考えていると海外からの送料は高いので初めての方は驚くかもしれません。

海外への発送を行ったことがある方はご存じだと思いますが配送方法によって料金が大きく違います。(サルベージ便など)

ただほとんどの場合量が少なければDHLになると思うので5000~6000円はみておいた方がいいと思います。

どこから輸入するかにもよりますがFedexで輸入する場合重さによっては送料が10000円以上することもあるので気を付けましょう。

輸入許可通知書と一緒に請求書が届きます。

料金についても記載されているので見方を勉強しておくことがオススメです。

まとめ

今回記載した内容が筆者が個人輸入で経験した内容になります。

少し簡単にかみ砕くと以下のようになります。

  • 個人輸入は自己責任、禁止・規制品目の確認が重要
  • クレジットカードで決済できるところのものに絞ると比較的簡単(ネットショップと一緒)
  • 送料は5000円以上+関税がかかるものだと考えておく

Paypalのアカウントなどは持っていて損はないので作っておいてもいいと思いますが(shopifyなどの海外資本のサービスを利用する時必要になる事が多いから)、とりあえずクレジットカードで何とかなるところを選んで手間を省いた方がいいと思います。

個人輸入したほうが安い。かどうかは何を輸入するかによるのでまちまちです。

ちなみに筆者は自分で使用する工具を購入しているので輸入したもの自体を販売することはありません。

輸入したものを販売するとなると話が全く違ってくるのでお気を付けください。

IMULTAでした。

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この記事を書いた人

上谷 俊介のアバター 上谷 俊介 彫金師

彫金萬代表、彫金ブランド「IMULTA」を運営しています。

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