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異素材のロウ付け方法とゴールドフィルドのジュエリー紹介

こんにちはIMULTA(イムルタ)彫金師の上谷です。

 

急に熱くなって着たりと季節の移り変わりを感じられる素晴らしい時期ですね^^

何よりブログの更新をサボっている間に花粉症シーズンが終わって最高です♪♪

 

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では彫金のロウ付けのお話です。

ロウ付けと新商品紹介

ロウ付け

たまに「どうやって銀と金をくっつけてるの??接着剤??」聞かれるのですが

宝石を留めている石座の部分は【ロウ付け】という技法で付けています。

簡単に言うと溶けやすい銀の合金(銀ロウ)をシルバーと金の間において溶かして付ける技術です。

かなり練習が必要になる技術で

今はヒョイヒョイやっていますが初めたばかりの頃は結構大変でした。

 

ロウ付けのやり方を防火から説明している投稿はこちら

自分でやるなら防火防炎が必須なのでやってみたい方は絶対に読んでください。↓

IMULTAの彫金製作ハウツーラボ

彫金のロウ付け作業の防火・防炎について書いています。彫金をやるなら必須の作業工程ですが適当にやると火事になるのでその前段…

 

余談でロウ付けの昔話

めちゃめちゃ昔(古代)の人で、エトルリア人という民族がいました。

この民族の職人はこのロウ付け技法が滅法上手かったそうで

「??????これどうやってたんだろう?????」

と頭をひねってしまう物が残っています、文字を持っていなかったそうなので技術が絶えているようです。

 

私はこのエピソードを知ってからというもの

最新の機材を使わなくてもできる独自の技術があるんじゃないかと

自分なりに色々と意味があるかどうか不明な方法を試しています^^

結構楽しいので皆さんもやってみてください(笑)

ロウ付けに必要な道具

一応書いておきます。

☆ロウ付けに必要なもの

・バーナー

・ピンセット

・銀ロウ

・フラックス

・ディクセル

・多目の水

・耐熱レンガ

・机

・防火スプレー

 

火事には気をつけてくださいね!!

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ゴールドフィルドをロウ付けしたリング

金色のアクセサリーが欲しいという意見をいただいたこともあって、最近流行っているゴールドフィルドを

シルバーと組み合わせて作っています。

ゴールドとシルバーのコンビネーションのアイテムは結構少ないような気がしたのでリング部分をゴールド、

石を留めている石座の部分をシルバーにしました。

銀ロウを使ったロウ付けは異素材を組み合わせることの出来る溶接方法なので、ゴールドフィルドと銀、真鍮と銀といった異素材同士のロウ付けも可能です。

メッキとは違いゴールドフィルドは厚みが無くても真鍮の表面に高圧で圧着してあるので多少のロウ付けであれば熱に耐えられます。

ただササッとやらないと表面の金が荒れたり傷むので技術が必要です。

最近作っているのがこちらの写真のリングです、全10色で重ね着けして楽しんでいただくものになっています。

(現在は廃番になっています。2019-05-28)

赤(レッド)
青(ブルー)
緑(グリーン)
黄色(イエロー)
ピンク
紫(パープル)
オレンジ
黒(ブラック)
クリア(透明)
シャンパンゴールド

全10色になります。組み合わせは写真以外にも選べます。

 

 

リングの幅は宝石などのないところで0.8mmですので3本付けても2.4mm、付けやすい太さになっています。

宝石が留まっているタイプの他に、より植物モチーフ感を出すために葉っぱモチーフのリングも用意しました。

 

ゴールドフィルドのロウ付け方法

基本的に一般的なロウ付けと同じです。

  1. ロウ付けする面をすり合わせる
  2. ロウ付け箇所にフラックスを塗る
  3. ロウ付け箇所にロウ材を乗せる
  4. 火を当てる

 

ゴールドフィルドはメッキと違ってロウ付けすることができます。

 

ポイント

上で書いた通りゴールドフィルドがロウ付けできますが、

あまり長時間火を当てると表面の金が中身の真鍮から剥離するのでササッと終わらせる必要があります。

ゴールドフィルドの中身は真鍮なので溶けやすいです。

 

高い火力で一気に熱する必要があるんですが

慣れないうちは当てるべきポイントがわからないと思うので

慣れないうちは弱い火力でロウ材の状態と母材の状態を確認しながらロウ付けした方がいいです。

 

高い火力のメリット・デメリット

・メリット

・ロウ付けが早く終わる。

・正しい場所を熱すればほぼ母材(くっつけたい金属)を傷めない

・デメリット

・母材を溶かす可能性がある。ゴールドフィルドもそうですが真鍮のものは溶けやすいです。

 

低い火力のメリット・デメリット

・メリット

・母材全体の様子を見ながらロウ付けできるので溶かす心配がない。

・デメリット

・ロウ付けに時間がかかる

 

 

異素材同士(シルバーと真鍮など)のロウ付けの前提

まず異素材同士のロウ付けは同じ金属同士のロウ付けよりも温度管理が難しいので難易度が高めです。

 

極端なことを言うと同じ金属同士の基本的なロウ付けは

フラックスという酸化を防いで流動性を高める薬品をガッツリ塗っておけば強く熱するだけでロウ付けできます。(※あくまで極論です。)

フラックス
フラックス

しかし異素材同士の場合は温度の変上がり方がそれぞれ違うのでそもそも温度管理が難しいです。

そのうえ更に無闇にフラックスを多めに塗ると水分が多くなり温度管理が余計な手間が借るので薄めに塗るのがコツになります。

 

まとめ

今回はロウ付けの簡単な紹介に合わせて、ゴールドフィルドのジュエリーも紹介しました(現在廃盤)。

また今回のようにシルバーとゴールドフィルドのように異素材のロウ付けも可能なので

ご自身でチャレンジしたい方は防火・防炎にくれぐれも気を付けて行ってください。

少々ハンドメイドのレベルを超えている部分もありますがアクセサリーやジュエリー製作の参考になれば幸いです。

ロウ付けは彫金の独学の中でも火を扱うため危険度が高いので、独学でやるにしてもどこかの彫金教室で体験してからやるのをオススメします。

 

 

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IMULTA彫金師の上谷

IMULTAというブランドを展開している彫金師の上谷(ウエタニ)のブログです。彫金のハウツーとかお手入れの方法とか嫁さんのあるあるとか勝手気ままに書き連ねてます。気になる事があったら気楽に聞いてください。答えられる事は丁寧に答えます。わかんないことはわかんない。気が向いたら読んでみてください。