こんにちはIMULTAの上谷です。
金属製品への模様の彫り入れの仕事を行っております。
今回はオーダーでお受けした腕時計の紹介です。
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ブルガリ腕時計への彫金加工
時計のケースとベルト部分を彫金しています。
時計師に分解を依頼したところと腕時計の構造上レンズ部分(風防)を外すことができないという事でしたので破損の危険性につながる箇所には彫金加工を行っておりません。
また分解できなかった部分は平面的に模様を彫りこんでいます。
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寄付するメタルバンド(腕時計ベルト部分)
ベルト部分は模様が浮き上がって見えるよう模様以外のステンレス表面を彫り下げる事で立体的に彫り上げています。
平面的に彫る場合でも立体的に見えるように仕上げる事が多いのですが、今回の腕時計は実際に立体的に彫り上げているので奥行きを感じる質感があります。
ステンレス材に限らず立体的に彫り上げるには非常に多くの手間と時間がかかります。
一コマずつ彫り進めて仕上げる芸術品
彫金過程の画像になっています。
実際に一コマずつ彫っている際の画像がこちら。
どんなものを彫る時同じですが無闇に傷がつかないように細心の注意を払って加工を進めています。
甲かな時計にある構造の一つとして弓カンと一体化したベルトとCリングがあり、それらも完成を見据えて分解が厳重に保管しています。
仲間でしっかりと詰まっている思いベルトの場合は構造的に破損につながるというのが物理的に考えにくいのですが、考えもしない不測の事態というのは起こりえます。
加工にかかる前、加工中は不注意や不測の事態などが起きる可能性が限りなく低く、ゼロになるように作業を進めています。
日常使いする上で不具合が起きそうな部分は彫らないようにしています。
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彫金装飾はすべて手作業で一点ずつ行うため彫り方・彫る面積によって料金が全く違ってきます。
金銭・時間ともに相応にかかりますのでご了承ください。
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