ポリコレ・DEIの強制が弱まってきたので大手企業の方針転換を記録

  • URLをコピーしました!

※当ページのリンクには広告が含まれています

2024年の9月3日に10年後には現在のポリコレやDEIの強制の勢いは無くなっているだろうとブログを書いたのですが、2025年1月18日現在すでにポリコレ・DEIの勢いは無くなっているようです。

DEIの流れを強力に推進していた企業が次々にDEIからの撤退を表明しているので記録しておきます。

目次

ドナルド・トランプの再選がきっかけに見直されるDEI多様性の強制

2024/11/06にアメリカの大統領選挙でドナルド・トランプ氏の再選が決まりアメリカの情勢が大きく変わってきました。

トランプ大統領は以前からLGBTQの行き過ぎた配慮をたびたび批判しておりパリ五輪で性別騒動で話題になったアルジェリアの女子ボクシング代表イマネ・ケリフ選手を例に「男性を女子スポーツから締め出す。」と公言していていました。

次回オリンピックはロサンゼルスオリンピックにおいてトランスジェンダー選手がどのようになるか注目されます。

またトランプ氏の再選が決定した2024年の11月以降女子スポーツへトランス女性選手が出場することへの批判が高まり2025/01/14にトランス女性選手が女性スポーツへ参加することを禁止する法案がアメリカの下院で可決しました。

マクドナルド・メタ・ウォルマートなどの大企業の手のひら返しと経営方針の変換

アメリカの大統領選のすぐあとの2024/11/26にアメリカの小売り大手ウォルマートがDEIの推進の撤回を表明しました。

ウォルマートに関しては大統領選の前から批判が高まっていたようでトランプ氏の再選が決定打になったように思えます。

2025年に入ってからはFacebookを運営しているメタ社がDEIを推進する部署を解散しザッカーバーグ氏がDEIが経済の活力を奪ったと発言したことで経営方針を明確に変換しました。

またマクドナルドもDEIの推進を中止するとのことです。

マクドナルドに関しては取引先の会社に対しても多様性を推進することに誓約書を書かせるようなことも行っていたとのことなのでその影響力はかなりの数の会社に及ぶでしょう。

多様性の強制を推し進めてきたアメリカが大きな方向転換する中で今後ヨーロッパや日本でどのように変わっていくかが注目される。

トランプ大統領就任に伴うDEI撤退による反動はあるか

トランプ大統領が2025/01/21に大統領就任式を行う事でDEIからの撤退の動きは加速すると思いますが、DEIの強制によって肉体的に男性であるトランス女性と同室での着替えを強制された女子スポーツ選手は明確に被害を被っていたと言えます。

これらの反動というのがどのような形で現れるかが気になります。

またロサンゼルスの山火事被害の拡大がDEI雇用に起因するとも一部で言われているため今後はアメリカ企業での雇用も変わってくるでしょう。

日本でもDEI関連のコンサルティングを受けている企業もありますがアメリカでお払い箱になったそれらの専門家が日本に流れ込んでくるかもしれません。

日本企業が今後DEI関連の声明を出すかを注目したいと思います。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

上谷 俊介のアバター 上谷 俊介 彫金師

彫金萬代表、彫金ブランド「IMULTA」を運営しています。

目次