ポリコレは今後継続するのか疑問なので10年後を見据えて記録しておく

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2024年8月に行われたパリオリンピックをはじめ昨今色んな分野を侵食しているポリコレですが、今後も現在のような勢いを持ったまま10年後も継続されていくのでしょうか。

個人的には一定の分野として残るものの一過性のブームとして現在ほどの勢いはなくなるだろうと考えています。

多様性をを認めるという文言は非常に崇高に感じられるため世界中の有名企業が取り入れることを表明したものの2024年の現段階において既に企業運営とは相いれない部分が多く出てきてしまっているためポリコレからの撤退を表明している企業も出てきています。

目次

ポリコレとは何かという事となぜ一過性のブームに感じるか

ポリコレとは、ポリティカルコレクトネス(political correctness)の略で、特定のグループや要素に対して不快感や不利益を与えないようにする行為や考え方です。

「政治的妥当性」や「政治的な正しさ」などと訳されるのを目にします。

2022年ぐらいから方々のメディアで取りざたされるようになったため最近作られた用語だと感じている方も少なくないと思いますが、1900年代の共産党の製作を守る用語だったなどの説があり正確な発祥はわかりませんが用語自体はかなり昔から存在します。

昨今においてはあらゆる人種や性別などなどにおいて不平等であることは差別的な思想であり、すべての思想や個人的な認知を受け入れるべきであるという感じでしょうか。

この時点ですでに破綻していると感じるのは一方の主張を受け入れた場合もう一方の主張が通らない状況が多くあるという明白な事実と矛盾しているからです。

現代のポリコレは一過性のブームになるのか

先述した通りポリコレという単語自体は1900代の初めからあったものであり最近の言葉ではありません。

SNSの発展に伴いあらゆる人間が発信力を高めたため発掘され再度使われ始めた印象を受けます。

SDGsを掲げた環境活動やme too運動のような女性の立場改善を求める運動など様々な活動がSNSの発展とともに活発になっています。

ただ上記二つの運動に比べてポリコレに関しては全面的に推進するのはちょっと無理があります。

企業がポリコレに完全に対応するのは不可能

まず企業活動に関して言うとどのような企業でも同様ですが、わかりやすい例でいうと何かを販売するのあれば基本的にどんな人向けにどのような商品を販売するかという事でターゲットを決めます。

ポリコレの考え方においてこれが差別であり社会的に悪で排除するべきだという事であればそもそも商売が成り立ちません。

障害の有無や性別に関係なく雇用するという点では、雇用される側に能力があれば問題ないので企業もいくらでも対応できるかと考えますが商品自体をすべての人間に対応させるのはほぼ不可能です。

主張をすり合わせるにしてもポリコレ推進派が自分たちに主張をすべて受け入れろというのであれば議論にすらなりません。

企業側の主張はすべて悪なのでしょうか。

例えばすべてに人間に対して平等な商品を作れと言われても様々なハードルがありそれをクリアする商品ができたとして商品開発には膨大な時間がかかります。

雇用に関しても長い目で見て変えていくのであればまだしも女性の雇用枠をすぐに増やせと言われたところで企業は無限に人を雇えるわけではありません。

現在雇用している人間を切り捨てろという事でしょうか。

それは解雇される側にとって不平等です。

現在のポリコレ推進派が現実的に代替案を考えて活動を続けないのであれば長くは続かないでしょう。

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この記事を書いた人

上谷 俊介のアバター 上谷 俊介 彫金師

彫金萬代表、彫金ブランド「IMULTA」を運営しています。

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