ジュエリー制作の技法辞典(個人的には彫金入門にオススメ)
以前Twitterで紹介してちょっと盛り上がったのがこの本ですね。
私は知りませんでしたが数年前に話題になった本だそうです。
この本は表紙に紹介している技法の一覧が出ている通り、多くの内容を包括的に紹介しています。
悪く言うと「浅く広く」シルバーアクセサリーの作り方を紹介しています。
多少知識があるうえで読まないとわからない部分もありますが、それぞれの工程に必要な道具については細かく紹介しているので初心者にオススメです^^
留め具制作の部分だけ「どうしたん?なんでそこだけそんな詳しくやんのwww??」といったレベルで詳しく書いてあったりするので、読んでて「フフッ」となる部分もあり、私が今まで目にしたなかでは彫金の本でカシメ(リベット締め)について一番詳しく記載されていました。
またこの本の著者の方が海外の方で、アーティスト色が強い作品を記載しているので眺めてるだけでも面白いです。
この著者はアクリルや真鍮の緑青仕上げにラッカー塗装なんかも利用して常識に囚われないアメリカンな感じが新鮮でした^^
アメリカ人じゃないかもしれないけど。
お値段的に5000円以下なので普通に即決して買いました。(衝動買い)
「アクリルや真鍮の緑青仕上げにラッカー塗装なんかも利用して」と書いたとおり、シルバーアクセサリーの作り方だけでなく幅広く「モノづくり」をする発想を柔軟にしてくれるので多分今はこれが初心者に一番おすすめの本になるんじゃないかと思います。
ジュエラーのためのテクスチャー&装飾技法
実は2冊目に紹介した本と著者が一緒、ジンクス・マクグラスさん。
私はこの本を先に買っていて裏表紙のシリーズ本紹介で「ジュエリー制作の技法辞典」を知って買いました。
当たりの本を引いた時は、そのシリーズ本を攻めると大体当たり(勝率7割)
この本は金属の表面に模様を入れる装飾技法を紹介しています。
応用すればなんぼでも使いようのある技法ばかり紹介しているので汎用性が高いです。
ただロウ付け・ヤスリがけ・糸鋸の使い方などはほぼ書いてません。(ロウ付けはちょっぴり書いてる10行くらい。写真はなんでその場面wwってとこしか映ってません。)
基本的なことは一通りわかるよって人じゃないと役に立たない本です。
また高額な工具(圧延ローラー)を使った技法を中心に紹介しているので正直プロ向けです。
先に紹介した本2冊の内容がある程度わかるようになって使えるかな?ぐらいの内容なので、もし初めにこれを買ったら「外れ引いたッ!!」て思うぐらいの内容になっています。
エッチングに関してもわかりやすく書いているのと、表面加工のサンプルを何種か上げてるんですが「このジュエリーの表面加工は何番と何番を使って仕上げてますよ。」といった実用例を豊富に掲載しているのが特徴的です。
たまに表面加工に関して書いてあっても
「…どんな場面に使うの^^;」ってなる本がある中で「これはこう使います。(写真ポンッ)」と教えてくれるいい本です。
シルバーアクセサリーの作り方を知るための入門書と言うよりも、ある程度シルバーアクセサリーの作り方に関して技術と知識を持っている人の引き出しを増やすための本という感じです。
こちらの本ではエッチングののやり方についても紹介してされています。
冒頭の注意書きと重複しますがエッチング液は廃棄方法を誤ると罪に問われます。
廃棄方法に関してはお住いの地域の各自治体・役所、製造元に確認をとってください。
この本で学べる技法について説明した記事↓



超技法 桂盛仁の彫金
最後は日本が誇る人間国宝・桂盛仁先生が出されている本です。
以前練馬美術館で桂先生がトークショーをされていたので見に行った時にその場で買いました。
お値段は3240円、人間国宝の知識を知るのにこの値段は超安い^^
ただ難易度は高め。
2冊目と3冊目が洋書においての入門・上級だとしたら1冊目とこの本が和書での入門と上級に当たります。
この本は打ち出しや象嵌、煮色仕上げなど日本の彫金技術を紹介する内容で自分で様々な工具(松脂・タガネその他もろもろ)を作る前提になっているのでなんとなくやってみたいな~ぐらいの人には正直厳しいです。
桂先生もトークショーで「彫金の技術が途絶えないように作った。」と仰っていたんですが、こんな価格でこんな内容のものが読めるとは(しかもフルカラー)って感じです。
コチラの本だけは最近出版されたものなので大きな書店に行けば置いてあるかもしれません。
チラッと中を見て出来そうだったら買ってみるっていうのもいいかもしれませんね^^
今回の内容を動画にまとめています。
お時間ある方はご覧ください。




