真鍮アクセサリーの正しいお手入れ方法|重曹で簡単!青サビ(緑青)の落とし方と注意点

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真鍮のアクセサリーをお酢でお手入れするのはオススメできない。

クエン酸などのお酢を使って真鍮アクセサリーの青サビが取れるか取れないかで言ったらお酢でも青サビ(緑青)は取れます。

真鍮アクセサリーの簡単なお手入れにレモンの汁やクエン酸を使っても問題ありませんが、酢の中にドボンと長時間つけ込むのはまずいです。

青サビ(緑青)は取れますが真鍮アクセサリー自体にもダメージがあるので筆者はやりません。

強い酸ではないのでジュワジュワ溶けはしませんが単純に色が変わってしまう可能性があります。

しかもシミのようになるので見た目が汚くなります。

真鍮が変色した場合は磨いたぐらいでは治らず、アクセサリーの表面を削って「とれるかも?」という状態になります。

今回は特に「真鍮のアクセサリーのお手入れ」なので本体に、特に見た目に悪影響が出る可能性が高いものはそもそも選択肢に入りません。

重曹であれば家に掃除用のものがあると思いますし、今回紹介したぐらいの濃度でお手入れすれば一般家庭で発生する青サビ(緑青)程度であれば浸け置きしなくても簡単に取れるので真鍮は重曹でお手入れしましょう。

どうしても真鍮をお酢(酸)につけ込みたい人はその後の処理が大事

短時間で青サビなどの汚れがとれるので真鍮アクセサリーを酸性の液体に浸けこんで汚れを取る方法が手っ取り早いというのは事実です。

お酢やクエン酸でのお手入れをどうしてもしたい方はお酢など酸性液体に浸けこんだ後に重曹で洗いましょう。

酸性の液体でお手入れした場合は軽く表面を水洗いをしただけではその後も酸化(腐食)が止まらない可能性があります。

その場合は重曹溶液(アルカリ性の液体)に浸けこんで中和し、酸化(腐食)の進行を止める必要があります。

酸洗いをした後の真鍮アクセサリーが汚れやすい。

こう感じる方は表面が酸化した真鍮を重曹を溶いた液などアルカリ性のもので中和しましょう。

そのあとで表面を水洗いしてしっかりとふき取り乾燥させれば汚れにくくなります。

真鍮の青サビ(緑青)を重曹でどれぐらい落とせるかを画像で確認

筆者は仕事柄よく見るものなので気にしませんが、人によっては気分を害すると思いますので写真を小さくしておきます。

真鍮の青サビ(緑青)を除去した後の重曹の溶液、除去した緑青の影響で緑色になっている。
青サビ(緑青)を処理した後の重曹の溶液

写真の通り軽くこするだけで上の画像のようにしっかり青錆(緑青)が取れます。

これは青サビ(緑青)が発生した真鍮製の製品を洗浄した後の様子です。

真鍮の青サビは重曹でしっかり落ちるのでお酢ではなく重曹を使用する事をオススメします。

真鍮アクセサリーのニオイが気になるという方がいらっしゃいますが重曹は消臭効果も多少あるのでニオイもとれます。(あくまでおまじない程度です。)

液体コンパウンドを使った真鍮のお手入れ

真鍮のお手入れに使用する液体コンパウンドとコンパウンドを含ませたスポンジ
液体コンパウンド

これは真鍮のアクセサリーと言うよりサイズ的にオーナメントなどが基準の話になりますが、ホームセンターで売っている洗車用の液体コンパウンドを使った研磨、お手入れ方法があります。

液体コンパウンドで細かい傷を取って輝きを取り戻すのと同時に柔らかいタオルで拭きとって保護膜にすると劣化がかなり抑えられます。

洗車で使ったことがある方は知ってると思いますが液体コンパウンドで磨くとビックリするぐらいキレイになるので非常にオススメです。

銅色に変色した真鍮製品にもある程度対応できる強力な方法です。

一つ注意点として液体コンパウンドは薄いながらも表面を削って磨くものなので、メッキ加工がされている真鍮アクセサリーに使用するとメッキが剥がれる可能性があります。(これは液体コンパウンドの容器の裏側にも注意事項として書かれています。)

真鍮が汚れる、青サビ(緑青)が浮いてくる原因

真鍮平打ちリング
真鍮平打ちリング

真鍮だけではなくシルバー・ゴールド・プラチナのジュエリー全部一緒ですが基本的に身に着けるものは人間の皮脂と汗が大体の原因になります。

つまり着けた後は最低限柔らかい布で拭く程度のお手入れはした方がいいです。

例えば真鍮のアクセサリーなり楽器(トランペットなど)にべったりと指紋がついて軽く布で拭いた程度でとれない場合、アルコールティッシュや除光液を含ませたティッシュで拭くときれいになります。

放置していると付着した汚れを起点に一気に汚れてしまいます。

真鍮アクセサリーをお手入れした後は水気をしっかりと乾かさないと青サビ(緑青)が復活する。

今回取り上げた真鍮は水分、酸、皮脂で一気に汚れるので濡れた場合はドライヤーでしっかりと乾かしましょう。

青サビ(緑青)は少しでも湿気があるとあっという間に復活します。

重曹でのお手入れも水を使うので洗い終わったらしっかりと乾かしてください。

他のパーツが接着剤で付けられているアクセサリーは熱風で乾かすと接着剤が緩んで外れる可能性があるので冷風で乾かしましょう。

真鍮アクセサリーのお手入れにアツアツの熱湯は使わない。

真鍮のアクセサリーのお手入れに熱湯の使用は厳禁です。

青錆(緑青)ではなくちょっとした汚れベタツキであれば熱湯で一気に取れるだろうと考える方もいると思いますが、真鍮のアクセサリーは熱湯に長時間入れると変色します

※メッキされている場合はメッキのクオリティによっては変色しません。

ずっと入れていると隅々まで変色するのでその場合は専門店に相談しましょう。

真鍮アクセサリーのお手入れにお湯を使ったとしてもお風呂ぐらいの温度(41℃)までがおすすめです。

お手入れした後はしっかりと乾かして、空気の流れに反応して汚れないようにビニールのチャック袋に入れておきましょう。

こま目にお手入れすれば真鍮のアクセサリーでもかなり長く使えるので大事にしてあげてください。

以上が今回の真鍮アクセサリーのお手入れ、サビとりの解説でした。

ここからは「真鍮とは何か?」「彫金の技法でちょっと汚れにくくする方法」などの内容を書いていくので興味のある方だけご覧ください。

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水で溶いた重曹とメラミンスポンジ

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この記事を書いた人

上谷 俊介のアバター 上谷 俊介 彫金師

彫金萬代表、彫金ブランド「IMULTA」を運営しています。

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