こんにちは彫金師のIMULTAです。
今回は真鍮アクセサリーの特徴について以下の3点で解説します。
- 金属としての特徴
- 金銭的なポイント
- お手入れ
メンズ・レディース問わず一時期ブームになった真鍮アクセサリーのメリット・デメリットも紹介します。
初心者の方が彫金の知識を増やすために役立つ電子書籍を用意しています。
真鍮アクセサリーの金属としての特徴
真鍮のアクセサリーはキチンとお手入れをしていれば金のような輝きを持つ金属でシルバーやゴールドと比べると比較的安価に購入できます。
真鍮の金属的な特徴を着ける側と作る側から見てみましょう。
加工しやすい、市販されているパーツが多い
真鍮は非常に加工しやすい金属でハンドメイドアクセサリーに挑戦したい方にはかなりオススメです。
また市販されているパーツも多いのでペンチ2本でつなげ合わせるだけでオリジナルアクセサリーを作ることも可能です。
またホームセンターで真鍮の棒や板も多く販売されているのでハンドメイドの練習に用いやすい素材でもあります。
汚れやすい、水分厳禁
真鍮は非常に輝きを失いやすい金属で汚れやすい金属です。
また緑青(青錆び)が出やすいので水分を嫌います。
空気中に置いておくだけでも輝きを失う真鍮アクセサリーは身に着けた時に付着する油脂の影響で非常に汚れやすくなるので、外した後は最低限吹いてチャック袋に入れておく必要があります。
金銭面の特徴
真鍮アクセサリーは安価に購入できるアクセサリーです。
簡単なデザインのものであれば5000円以下で購入できるものもたくさんあるので、アクセサリー初挑戦の方にも購入しやすいでしょう。
近年ではデザインがかなり凝ったものも増えているので安価なシルバーアクセサリーと同程度の値段設定のものも増えてきています。
真鍮の特徴に合わせたお手入れ
継続的にお手入れをする
真鍮は特徴に合わせたお手入れをするのであれば安価で輝きを楽しめるアクセサリーです。
先述したように水分を嫌い、空気中で非常に汚れやすいので身に着けた後はきちんと拭いてチャック袋に入れておけば緑青が出る事もなく長く楽しめます。
また継続して使用すると他の金属にはない経年変化をするので重厚な色味を持った輝きになります。
お酢は使わない方がいい
真鍮のお手入れでお酢は使わない方がいいです。
少し拭く程度であれば問題ありませんがお酢に浸けこむのやめましょう。
赤くなってもとに戻らなくなります。
簡単なクリーニングは重曹を使う事をオススメします。
緑青は服に着くととれない
真鍮のアクセサリーから緑青が発生した場合、服に付着する可能性があります。
服に付着した緑青はクリーニングに出さないととれないので緑青が出た場合は身に着けるのはやめましょう。
真鍮は特徴を知って楽しめるアクセサリー
真鍮は特徴を知っておくと楽しみやすい金属です。
真鍮アクセサリーを作ってみたい、身に着けてみたい方は本記事のポイントを押さえておくことをオススメします。
またこれからハンドメイドを始めようという方は真鍮以外のゴールドフィルドやシルバーを使用するうえでのメリット・デメリットをまとめたこちらの電子書籍をご覧ください。
IMULTAでした。
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