彫金の練習で真鍮や銅など彫った金属の破片はどうしたらよいか

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こんにちは彫金師のIMULTAです。

今回は2025年3月27日の彫金実演配信で質問された内容に関しての回答です。

お題は「彫金の練習で真鍮や銅などの金属を彫って出た金属片(彫り粉)が飛び散るのをどうするか?」

彫金関連の電子書籍はこちらにまとめています。

目次

彫金の練習で真鍮や銅などの金属を彫って出た金属片(彫り粉)が飛び散るのをどうするか

彫った際に出る金属片(彫り粉)をどうするかは作業環境によって違ってきます。

現在の筆者は作業専用の工房がありますので机の上で彫って飛び散ったとしても気にせず作業が終わった後にハケで掃除をして机の引き出し部分にあるステンレスのバットにまとめています。

彫金の練習で真鍮や銅板などを彫った場合はそのあと彫った金属を取っておく必要はありませんので、机の上をキレイにして掃除機で吸ってしまうのもいいでしょう。

ただ飛び散った金属の破片は跳ねて床に落ちたりします。

そういった部分で広い範囲に飛び散らせたくない方は100円均一で売っているフェルト生地を彫刻台の下にひいて作業すると金属片が飛び散ることはなくなります。

現在の作業環境でない頃は一時期試していたことがありますが、作業専用の部屋を手に入れた今ではやっていません。

彫刻台の下に何かを引いておくというのは有効

ステンレスのトレイや新聞紙をひいておくというのは有効ですが、過去にお話を聞かせていただいた諸先輩方は彫刻台の下に何かを引いているというのは聞いたことがありません。

ある年配の円グレーバーの方は自宅のキッチン横が作業場ですがそのまま彫刻台を置いて作業されています。

可能であれば作業をする一角を作業場として割り切ってしまうのもいいのではないでしょうか。

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この記事を書いた人

上谷 俊介のアバター 上谷 俊介 彫金師

彫金萬代表、彫金ブランド「IMULTA」を運営しています。

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