彫金の継ぎ手と線のエンドの角の繋がりを綺麗に繋げたりするコツ

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今回は4月7日の彫金実演配信の質問に対する回答です。

質問内容は「継ぎ手と線のエンドの角の繋がりを綺麗に繋げたりするのには何かコツとかありますか⁇それとも練習で習得するだけの事ですか⁇」(原文まま)です。

彫金関連の電子書籍はこちらにまとめています。

目次

線をつなげて彫る時のコツ

最終的な回答は「練習で習得する。」ですがコツはあります。

線をつなげて彫る時のコツはつなげる部分の少し前から彫り始める事。

実際の動かし方は配信時に解説していますが、最初に彫った線の彫り終わりの細い部分から線をつなげようとして彫り始めると、彫り終わりの細い部分と彫り始めの細い部分が繋がってそこから太くなるため線がいびつになりやすいです。

筆者の場合は一定の太さで彫ることが出来るので配信での彫りの動きを見ているだけだとピンとこない方も多いと思いますが、線を継ぐ彫りをする場合の基本はこの方法になります。

彫金の線を繋げる前提を省いたデザインにすることもある

筆者が配信で彫っているような板のように大きいものをほる場合は特につなげる彫り方が多くなるので繋げなくてはいけないように感じるかもしれませんが、指輪のように彫る面積が限られている場合は繋げるのを省いた前提のデザインで彫ることも可能です。

クラシックなデザインの指輪だとそういったものが多いですね。

難易度的には劇的に簡単になるので技術の習得とは別に意味でお勧めです。

初心者のうちはつなげる彫り方にこだわりすぎるのはやめておこう

彫金を始めたばかりの時は線と線をつなげる彫り方の練習はあまりお勧めしません。

筆者がYOUTUBEに動画をアップしているのが原因でもありますが基本の三日月堀や波線彫りの延長線上の彫り方なので基本の練習を繰り返したほうが上達しやすいです。

それでもしたい場合は毛彫りタガネで練習しましょう。

片切りタガネの方が難易度が高いです。

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この記事を書いた人

上谷 俊介のアバター 上谷 俊介 彫金師

彫金萬代表、彫金ブランド「IMULTA」を運営しています。

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