彫金タガネを使用するとき先端に油は必要か?

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今回は2025/04/21の彫金ライブ配信でいただいた質問に対しての回答です。

質問はこちら「超硬たがねを使用する時に油を使用するのは好ましいですか?以前の動画では必要ないと仰っていた気がしますが、知り合いの金工の先生はあったほうが良いと言ってまして。」

彫金関連の電子書籍はこちらにまとめています。

目次

彫金タガネ(超硬タガネ)を使用するときに油を使用するのは好ましいか?

結論から言うと状況によります。

初心者が金属板に彫金の練習をするのであれば彫金タガネに油は全く必要ありません。

これは過去にこのブログでも書いていますが遠い昔なのでどの記事だったかは思い出せません。

超硬タガネの場合は刃が入っていく感覚が身についていない状態だと刃が食い込みすぎて逆に破損します。

ステンレスや鋼などの高硬度の金属に彫るのであれば必要になりますが、銅や真鍮で練習するのであれば絶対に必要ありません。

昔ながらの彫金の本にもテレピン油(松脂からとれる油)を指すこともあると書いてありますが、個人的に必要ないと言い切れます。

ただ刃が入りやすくなるのは事実なので使うかどうかはお任せします。

おそらく普通に練習するぐらいであれば必要ないなとすぐに感じるはずです。

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この記事を書いた人

上谷 俊介のアバター 上谷 俊介 彫金師

彫金萬代表、彫金ブランド「IMULTA」を運営しています。

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