魚子タガネの使い方、彫金の練習で必要かどうか

  • URLをコピーしました!

※当ページのリンクには広告が含まれています

今回は2025/04/24の彫金ライブ配信で質問された内容についての回答です。

今回のお題はこちら

「ななこタガネ買おうとしてるんですが、毛彫とか片切りと違って、ポンチっぽいんですね。欠けたりしないのでしょうか?」

他にも質問されたことはたくさんあるのでまとめて回答しています。

彫金関連の電子書籍はこちらにまとめています。

目次

魚子(ななこ)タガネは欠けるのか?

基本的には欠けません。

魚子タガネ・ミルタガネの基本的な使用方法は石留めの爪を丸める事です。

当然ですが爪を丸める作業で欠ける事はありません。

伝統模様の魚子打ちや指輪の縁にミルを打つ作業でも銅・真鍮・シルバー・ゴールド・プラチナに打つ場合まず欠けることはありません。

ステンレスや鋼などに加工を加える場合は欠けることがあります。

しかし彫金初心者が練習の範囲で魚子タガネを使うのであれば欠けるシチュエーションになるとは考えにくいです。

魚子タガネの使いどころ

イムルタさんはななこタガネをあまり使ってる印象がないですが、使いますか?使う時はどんなところに使いますか?

基本的に点描などを行う際に使用します。

これは配信のカメラの位置が関係して配信上では行っていません。

カメラの真下で作業をするため、真上から魚子を打つ作業をする場合カメラと作業面の間でおたふく槌を上下させて打つことになるのでカメラの性能上ピントが合わなくなってしまいます。

作業ごとにピントがずれては配信が見づらいだけの上、いちいち調整し直すのは現実的ではないので魚子打ちは行っていません。

今後メンバーシップ動画などで紹介することはあると思います。

🔥 ブログで紹介した技術を詰め込んだエングレービングアイテム
IMULTAでは、今回ご紹介した技法で仕上げたシルバーアクセサリーを販売中!
手作業ならではの精緻な模様を、ぜひ手に取ってご覧ください。

商品はこちらからご覧ください。→https://imulta.shop/

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

上谷 俊介のアバター 上谷 俊介 彫金師

彫金萬代表、彫金ブランド「IMULTA」を運営しています。

目次