彫金タガネで文字を彫る練習のポイント

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今回は2025/04/27に行った彫金実演ライブ配信でいただいた質問への回答です。

お題はこちら

​​今日漢字彫ってたのですが、小さめの文字をちょこちょこ彫ってると、いつもと違ってほぼ100パーセントバリが出てしまいます。心がけることはありますか?

基本の練習をしているときに出るバリは「うまくいかなかったポイントを教えてくれるサイン」だと考えているので悪いものではありません。

それを踏まえたうえで回答しています。

彫金関連の電子書籍はこちらにまとめています。

目次

彫金タガネで文字を彫る時に出るバリについて

毛彫りタガネや片切りタガネなど彫金タガネを使って文字を彫るのは初心者のうちは100%バリが出ます。

銘切りと彫金タガネで彫る作業は全く違うので混同しないようにしましょう。

彫る時のポイント

  • 細かく叩けているか
  • タガネの刃先にあった角度になっているか
  • ハネなどの動きに合わせて叩き方が出来ているか

基本が上の3点になります。

ただそもそもタガネ自体がバリが立ちやすい形になっている場合はそれ以前の問題になります。

例えば漢字のハネを彫る時はタガネの刃先をひねるか違う角度から彫ってハネ部分で合流させるかです。

筆者はひねります。

ひねる動きをする場合は急激にカーブしているのと一緒なので細かく叩く必要があります。

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この記事を書いた人

上谷 俊介のアバター 上谷 俊介 彫金師

彫金萬代表、彫金ブランド「IMULTA」を運営しています。

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