彫金でロウ付けを行う場合、事前の段取りが結構重要です。
以前の動画・ブログ記事で書いた内容の補足的な内容であり、勘違いしそうな部分を修正しています。
参考にするかどうかはご自由にどうぞ。
ロウ付けする時は手間をかけた方がいい時とかけない方がいい時がある。
▼動画で見たい方はこちらからご覧ください。
彫金のロウ付けは手間をかけた方がいい時とかけない方がいい時があります。
以前の動画でオーバーレイのやり方を二通り紹介した際に「手間をかけたうえでいちいち細心の注意を払って作業しなくてはいけない方法」はやらない方がいいという事を解説しました。
ただ動画内の言い回し的に「手間をかけるのが悪いことだ。」と捉えてしまう可能性があるので念のため解説します。
当然のことですが事前準備は作業が上手くいくようにするための作業なので、うまくいくための作業であれば自分が満足いくまでやった方がいいです。
ロウ付けの難易度を上げるような段取りはやらない方がいい。
難易度を上げるような段取りはやらない方がいいです。
失敗する可能性が上がります。
例えばオーバーレイのロウ付けで以下の2通りの銀ロウの置き方があったとします。
- オーバーレイで貼り合わせる上の母材の裏側に銀ロウを置く方法
- オーバーレイで貼り合わせる下の母材の上に銀ロウを置く方法
上記のやり方はどちらも「オーバーレイのロウ付けができる」という意味では着地点は一緒なのでどちらかが間違っているという事ではありませんし、「くっ付けばいい」というだけであればどっちでも問題ありません。
まずこの二つの方法の場合筆者がオススメする方法が①の方法です。
実際に手元でやってみると非常にわかりやすいので、一度やってみる事をオススメします。
過去の動画で実際にオーバーレイの作業を乗せているので作業内容を一通り動画で確認してからやってみたいという方は動画をどうぞ。
IMULTAでした。
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