カルカッタコンクエストDC201HGへの彫金

枠を切った後に彫金加工をした状態
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今回の彫金カスタムはカルカッタコンクエストDC201HGでのご依頼です。

以前紹介した広い面積に彫金したカルカッタコンクエストをご覧いただいてお問い合わせいただきました。

今回は実際に行ったオーダーを参考例として掲載することを、所有者にご了承いただいたうえで公開しています。

これから彫金オーダーをするか検討されている方の参考になれば幸いです。

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目次

カルカッタコンクエストDC201HGへの彫金

さて今回彫金させていただいたのはSHIMANO社のカルカッタコンクエスト。

カルカッタコンクエストDC201HG
カルカッタコンクエストDC201HG

オーナーから届いた状態では分解されていない状態なので、作業しやすくするためにハンドルだけは外させていただきました。

ほとんどの場合分解無しの状態で送っていただいても問題ありませんが、対応できない場合もあります。

分解無しで承るのが難しい条件

  1. タガネの刃のはいらない・入りにくい箇所への彫金を希望される場合
  2. それぞれのパーツごとに固定しないと破損の危険性が高まる場合

2の場合は深く彫ることが出来ないだけで繊細な文様を希望される場合は問題ありません。

極端な話、ハンドルの裏側に彫金を希望される場合は分解が必要になります。

多くの面積に彫金しておりますが全面への彫金ではありません。

デザインはアラベスク(蔓)とアカンサス(葉っぱ)のミックスで完全お任せで彫っております。

実際に位置からデザインして彫っているので彫り始めるまでにも色々と作業をしています。

今回はハンドルの分解もあったのでそういった作業も含めて行っています。

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彫金する部分の枠切り

カップ部分に枠切り
カップ部分に枠切り

今回の彫金カスタムのように最後に模様周りを荒らして仕上げる方法の場合、加飾部分と明確に分けるために枠を切ります。

絶対的に必要という訳ではありませんが、見た目が引き締まった仕上がりになるのでオススメです。

枠を切って仕上げたのがこちら

枠を切った後に彫金加工をした状態
枠を切った後に彫金加工をした状態

ご覧の通りキリっと引き締まった印象の仕上がりになっています。

かなり美しいですよね。

ワンポイントで彫金の模様を入れたい場合は枠を切ると逆に主張が強くなり過ぎるので無い方がいいかもしれません。あくまで好みですが。

彫金オーダーについてはこちら >

ハンドルは最低限外してほしい理由

カルカッタコンクエストDC201HGハンドル側彫金
カルカッタコンクエストDC201HGハンドル側彫金

ハンドル側はハンドルを外しておかないとタガネの刃が入らない部分が多くあります。

今回のカルカッタコンクエストのように当方で外すことも可能ですが、すべてのリールに対して外すことが出来るかというとわかりかねますので、出来ない場合もあるとお考え下さい。

ハンドル外して彫金中
ハンドル外して彫金中
ハンドルを外してドラグがついている状態
ハンドルを外してドラグがついている状態

ご覧の通り彫金に制限が出てしまいます。

彫金オーダーについてはこちら >

世界に一つのリールに仕上げる

世界に一つだけのリール
世界に一つだけのリール

彫金した模様の下絵は残しませんので世界で一つのリールとして彫り上げます。

興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

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枠を切った後に彫金加工をした状態

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この記事を書いた人

上谷 俊介のアバター 上谷 俊介 彫金師

彫金萬代表、彫金ブランド「IMULTA」を運営しています。

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