こんにちはIMULTAの彫金師の上谷です。
今回は行き当たりばったりであちこちのイベントに出展してきた私が「これはアカンやろ…。」となったハンドメイドイベントについて紹介します。
2022年の5月末にデザフェスに出展した際に「これからイベントに出展しようと考えている。」と言っていた若者がいたので一種の注意喚起としての記事です。
こんなイベントには絶対に出展するな、要注意のイベントの特徴4選
▼動画で見たい方はこちらからご覧ください。

まず前提としてキチンとした運営をされている団体はいくつもあります。
ただその一方で悪質なイベントも増えているので注意喚起としてご覧ください。
副業を考えるのであれば商売にならないイベントには出展してはいけない。
- ちゃんとした収入になる副業にしたい方(その結果本業にしたい方を含みます。)
- あくまで趣味として楽しみたい方
ハンドメイドブームの結果、上記のような感じでモノづくりを楽しむにしてもモチベーションや目的というのが2つに大別できると思います。
集客がちゃんとできていないイベント
お客さんがいないと商売にならない。
非常に基本的なことですがちゃんと集客が出来ていないイベントは出展する意味がありません。
有名なイベントというのはイベントそれ自体が認知されているうえに、広告にしっかりお金を出しているのでちゃんとお客さんがきます。
イベント名や団体名だけで集客していたところは、デング熱の流行の影響などを受けてお客さんが全く来なくなったという事もありました。
ハンドメイドブームが始まったころに急増した、ブームに乗っていただけのところは広告を打たないので基本お客さんがきません。
広告をちゃんと打つイベントは、その分出展料が高くなったとしてもちゃんとお客さんがきます。
どちらがいいかは言うまでもありません。
現在ではTwitterやInstagramなど広告を出す手段というのはいくらでもありますし、若い方向けであればTiktokに広告を出すといったように呼びたい層を選んで広告を打つのも簡単です。
つまりインスタやYOUTUBE、Google検索のアドセンス広告、Twitterなど誰でも思いついて目に触れるような広告を打っていないところはお客さんが来ません。
最低限インスタ広告を打ってないとマジで人がいないです。
出展の前にちゃんと広告をうっているかを絶対に確認しましょう。
個人的に新聞広告1本のところはダメ、過去に出展してひどい目に合いました。
運営する人間の人数などを言い訳にするようなイベントは出してはいけない。
運営する人間の人数を言い訳にしているイベントは出してはいけません(※超実体験)
出展する側からしたら運営の人数が一人だからとかは関係ありませんので、伝家の宝刀のように人数を言い訳にするところは絶対に出しちゃダメ。
本当にひどいものでしたね。
全くお客さんがいなくてただ座っているだけ。
今もやっているかは不明ですが、多分あの感じからして今もやっているでしょう。
「商売する」という目的と合わない、自分の客層と合わないイベント
内輪ノリがひどくて商売にならないイベント・団体
出展者同士の身内ノリが強すぎて商売をする空気になっていないイベントというのもあります。
実際に筆者が出展した時、他の出展者の方に頻繁に話しかけられましたが「商売」を目的に行っている筆者からするとハッキリ言って迷惑でした。
というかこの場合筆者の方が完全に場違いでしたね。
運営する団体のイベント方針が変わる
以前いいイベント会場を抑えていた団体でもファミリー向けのイベントへの変わったり、運営スタッフの交代で自分の商売と合わなくなることがあります。
これは仕方がないことなので素直にお別れするしかありません。
何より最初にどんなイベント・団体か偵察に行く事をオススメします。
ホテルの一室を借りて行われるようなイベント
いろんなブランドさんが顧客に招待状を出して行っているような形態で、ちゃんとしたイベントもあります。
つまり顧客が十分にいてこそ成り立つイベントだという事です。
ただそのホテルの一室で行われるイベントへの「出展のお誘い」というのは全くうま味がありませんので出展してはいけません。
出展料で儲けるような人間が誘ってきている可能性がある。
▼動画で見たい方はこちらからご覧ください。

詳しくは動画内で解説しています。
仮に5万円のレンタル料金の部屋だったとして、主催者が自分以外の人間を10人集めます。
ホテルのへの出展だから一人当たり出展料が7000円になります。
「ホテルだから」というパワーワードで納得しそうになりますが、7000円を10人から集めた時点で7万円回収できているので主催者は出展料がかからない上に2万円の上がりを得るという寸法です。
余剰金は広告費に当てます。
こう言ってくるのであればどのような広告を打つのかしっかりと確認しましょう。
ちなみに筆者は出展しませんでしたが当時誘われたのは箱根のホテルの一室でイベントを行うというもの。
都心から遠く離れた温泉街に、全く知らない作家がやっているハンドメイドイベント目当てに片道1時間以上かけて行くかと言ったら絶対行きませんよね。
そもそもイベント会場でもないところに人を呼ぶのは元から顧客を抱えてないと無理
冒頭で「いろんなブランドさんが顧客に招待状を出して行っているような形態で、ちゃんとしたイベントもあります。」と書いたように、これはもともとの知名度があってある程度の顧客を抱えているようなブランドがやるイベント形態です。
会ったこともないような人間が適当に誘い合ってうまくいくような形態ではありません。
仮に主催者に知名度があって顧客を抱えていて広告を打っていたとしても、お客さんは主催者を目当てに来るのであなたの商品は全く売れません。
また主催者側からしたら自分の商品が売れる環境であれば他の人間を呼ぶメリットがありません。
自分の商品を並べた方が売り上げになりますし、スペースがあるなら世界観を出すためのアイテムを置いた方がお客さんにも特別なイベントに来たという満足感を与えるメリットがあります。
全くコンセプトの合わないイベントを抱き合わせにしたもの
筆者が遭遇したのは「カラオケ大会」と「ハンドメイドイベント」を組み合わせたイベント。
出展はしていないのですが、どんな感じか気になったので見てきました。
過去に筆者が見た中でも非常に悪質なイベントでしたね。
要するにカラオケ大会でチケットが売れなかったのか、席が埋まらなかったスペースをハンドメイドの出展者やライブペインターの出展料で穴埋めしようという魂胆が丸見えのイベントでした。
これは本当に悪質。
ただこのイベンターのように出展する人間を「出展料を払うインテリア」だと思っている人間は商業施設系の人間にも山ほどいます。
気を付けましょう。
すごく人のいい感じで声をかけてきます。
まとめ
これからイベントに出展する方で注意するべきイベントは以下の4つ。
- 集客がちゃんとできていないイベント
- 「商売する」という目的と合わない、自分の客層と合わないイベント
- ホテルの一室を借りて行われるようなイベント
- 全くコンセプトの合わないイベントを抱き合わせにしたもの
IMULTAでした。
こんなヤバいのもあったよ。という方は動画のコメント欄にご記入ください。
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