ファッションワールド東京出展レポート。会期中こんな感じでした編。

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こんにちはIMULTAの上谷です。

今回はファッションワールドのDesigner’s gateに出展した時のレポートです。

会期中の出展者側の目線のレポートになるので今後出展を検討されている方の参考になれば幸いです。

ついでに2019年7月から開場した東京ビッグサイトの南展示場エリアの作りについても書いておきます。

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目次

ファッションワールド東京出展レポート。会期中こんな感じでした編。

2019.10/2~10/4に開催されたファッションワールド。

業者間の商談会を目的に開催されるている展示会で世界各国から様々な企業・ブランドが出展していました。

ただ今回うちが出展したDesigner’s gateエリアは会場の端っこなので

自然に通るというのは中々考えにくい立地ではあります。

「お客さんをもっとちゃんと呼ぶ準備をしておけばよかった。」と反省した一因でした。

またファッションワールドの開始は10時からですが初め15分ぐらいはDesigner’s gateエリアにあまり人が来ないので、近くでやっているセミナーの音&声が虚しく響き渡ります。

ブースの位置によってはお客さんが来ているときに曲が流れると商談が中断するレベルの音量でした。

要するにうちはそんな感じでした。

次回では改善してほしいですね…。

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ハンドメイドイベントでもお馴染みの東京ビッグサイト南展示場エリア

2019年の7月から運用開始されたエリアなのでとにかくきれいな印象があります。

南展示場エリアはりんかい線の国際展示場駅から一番遠く、

建物内に入ると動く歩道があるのでそこまで移動に苦慮するイメージはありませんが結構歩きます。

※この動く歩道があるスペースに有料でブランドの広告とブース番号を貼りだせるようです

中国の業者さんが出してましたね。

・南棟のコンビニ食糧事情

普通に入っていくのが2F部分になっていて、案内カウンターなどがあり中にローソンが入ってます。

ただ会期中は結構混むので会場に入る前のセブンイレブンか、さらに前にあるマックの横のデイリーヤマザキで食料調達しておくのが無難です。

お店情報

南展示場入り口横にあるタリーズコーヒーは朝早くからやってますが

どこかの新入社員の集合場所になっている場合があるのでテラス席は全然落ち着けませんwww

南展示場は飲食店がほぼないので中2階のようなところで休憩は出来ますが、実際に展示会が始まると人がごった返しているため、のんびりできる場所はあまりありません。

催事の運営側で会場内に飲食ブースが設けられていない限り

中で食事を出来るスペースはない可能性があります。

自販機事情

自販機は各所に豊富にあって飲み物を買いに行くのに苦労はしません。

※なぜかドクターペッパーが豊富に売ってました。

・トイレ事情

トイレも各階いたる所にあるので今回のファッションワールドの規模でもトイレが混雑していたという印象はありませんでした。

ただ比較的すいてる4Fの駐車場横のトイレがオススメ。

ちなみに南展示場の2F部分では生地やOEM関係の展示、IMULTA(イムルタ)が参加したファッションワールドは4Fでの開催でした。

3F部分は休憩所のようになっていて3Fというよりも中2階といった印象です。

2Fから4Fに長いエスカレーターで一気に上がれるので便利ですが、

初め自分が何階にいるのかわからなくなるので「○○の引き渡しは2Fです。」のように受け取り場所を見つけるのに

最初は戸惑うかもしれません。

ファッションワールド10:15、お客さんが来たので彫金実演開始。

あくまでうち(IMULTA)基準になります。

IMULTAは各地のイベントに出展している時に必ず彫金の実演をします。

彫金の実演が珍しいこともあってかいろんな方にお声がけいただくことが出来ました。

 我がIMULTAのパターン

  1. 彫金の実演
  2. 興味を持っていただいた方に接客
  3. 椅子をすすめる
  4. 座ってくれたら商談続行、座ってくれなかったら立ち話続行
  5. 丁寧な名刺交換

このルーティーンを繰り返します。

来場される方は入場券を首からぶら下げています。

そこに

  • 小売店
  • メーカー
  • 広告・代理店
  • 卸・輸出入業
  • スタイリスト
  • 商社
  • その他、業界関係者(学生多し)

このようにどのジャンルの人間かというのが書いてあるので、自分の狙ったジャンルの人に積極的に声を掛けていく感じになります。

ちなみにスタイリストはほとんどいません。

野次馬としては行ってきている人も相当数いるので気楽にいた方がいいです。

IMULTAの場合の接客

BGMの影響というのもありますがDesigner’s gateエリアは1本の通路の両側に色んなブースがひしめき合っているので結構ざわざわしています。

通常の声の大きさだと聞きとりづらいこともあるのでちょっと大きめに声を出していました。

「目当ての相手を絞らないと云々…」的なアドバイスもあり

通常は上記で紹介したようにお客さんのジャンルを確認してお目当ての相手のみに声を掛けるのがセオリーのようですが、

私の場合は金属であれば他社製品にも彫金を入れることが出来るので、

「うちのアクセサリーを売ってくれるとこだけ!!」といった絞り方をする必要がありません。

今回は特に「お目当てのジャンルはこれ!!」みたいな絞り方はしませんでした。

とにかく初回出展でどんな感じかよくわからなかったのと、展示会での営業慣れしなきゃなぁという理由もあって、来た人にはひたすら話しかけて営業しまくってました。

そのおかげもあってかFashion snapさんで取り上げていただきました。

IMULTAのピアスも写真で紹介されています。

waltz シルバーピアス
waltz シルバーピアス

シルバーとゴールド(コーティング)・ピンクゴールド(コーティング)の3色で用意しているピアスです。

喜ばしい限りです^^

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ただ明らかに接客する時に口にする文言そのままに書いてあるので多分私か奥さんが接客してるはずなんですけど…

どの人か全くわからない(笑)

取り上げていただきありがとうございました。

ここで御礼申し上げます。

出展社サイトに商品画像を登録する時に書かれている事ですが、ファッションワールドの出展者サイトに登録した自社製品の画像はプレス関係の人は自由に使えるようになります。

サイトが重くなるといけないので画像は軽いものにした方が喜ばれるかもしれませんね^^

連絡は一切ないので「ここでIMULTAの事載せてたよ!」っていうのがあったら教えてください。

ファッションワールドで周りの様子

会場の一角(真ん中ぐらい)では軽食やドリンクの販売もされていて来場者がくつろげるようにベンチとテーブルがかなりの数設置されています。

商談した後の来場者が打ち合わせをするのに使っていたり、仮眠とっている人もいました。

別の場所にVIPラウンジもありましたが、私は入ることが出来ないので中の様子は伺い知れませんでした。

通常の招待券とは違いVIP招待券を持っている人だけが入れるラウンジで、確か食事とドリンクがついていたはずです。

他のブースの出展者

ひたすらカタログを渡して鬼のように接客する出展者。

自信満々で接客を全然しない出展者。

他の出展者からの情報収集を目的にしてるっぽい出展者。

「ファッションワールドに出展しちゃいました!!イエーイ」的な映えたい出展者。

ちょっと変わり種では

「私は趣味でやってるだけだから接客とかしないの、ホホホ」的マダムもいました。←これマジ

多種多様です。

主催会社に2回連続で出す方がほとんどですよと言われて

正直「ホンマかいな?」と思った私ですが、3月に下見した時に出していた方があちらこちらにいたのでウソではないようです。

お客さんの流れ

1日目の午前中から14時ぐらいまでが一番混雑していたような気がします。

他の日の人の流れは多分セミナー会場が近かったので講師に誰が来るかに影響を受けていた気がします。

ちなみにコシノジュンコさんのセミナーの人気が凄かったみたいで

「コシノジュンコさんのセミナー見た後でなんか音するな~と思って見に来ました。」
※彫金の実演中はコンコン音がしてますが、主催会社に音が鳴るのは問題ないと確認を取ったうえで行っています。
と言って見に来てくれる方が結構いました。

コシノさんありがとうございます!!

うちのアクセサリー使いませんか!?

それか金属の何かに彫金模様入れませんか!?

ファッションワールド会期中の彫金実演真鍮板
ファッションワールド会期中の彫金実演真鍮板

ツルツルの金属板にこんな感じで模様彫れます!!

後でTwitterなどで知ったんですがセミナー講師に来た方は記念に来場者との写真撮影をしてたみたいですね。

全員と撮ったがどうかは知りません。

どの日も共通で15時以降は一般企業ブースのシフト上がりの人が息抜きに見て回っている雰囲気が強かったので後半はあまり手ごたえを感じませんでした^^;

「報告書まとめなきゃいけないとかあるから、ちゃんと仕事で見に来てる人はそんな遅くまでいない。」的なことを誰かが言ってました。

そうなのか…な?

超重要!! 最低限の英語!! 翻訳機のレンタルについて。

外国のお客さんが多いです。というのはわかっていましたがうちの場合は彫金が日本の伝統工芸という事もあって海外のお客さんがかなり多かったです。

主催者が招いた「有力VIPバイヤー」は主催者側で通訳を付けているから問題ないのですが、フラっと来ているような海外のデザイナーの方は当然通訳ついていません。

翻訳機(ポ〇トーク)のレンタルがあったので今回は外国語対応できるように私の分と奥さんの分で2個借りていましたが、ハッキリ言ってほとんど意味がないです。

1個持っておくと安心は安心ですが、ビジネスレベルだと翻訳できない単語もたくさんあってかなり厳しいです。

ネガキャンのようになりますが実際に使った感想なのでちゃんと書きます。

製品自体は素晴らしい商品なので私は今後旅行用に購入する予定ですが、事実は事実。

では意味がないと言った理由。

・通信の問題

翻訳機は話した言葉を通信して翻訳します。

私は今回ポケットWi-Fiを使用していましたが、

当日はそこら中でポケットWi-Fiを使っているせいか通信状態が非常に悪いので翻訳までにとても時間がかかります。

4G通信でも変わらず、周りのブースの方も通信が悪いという感想を漏らしていました。

長文の場合は翻訳に恐ろしく時間がかかるので相手が諦めて帰って、

他のお客さんと話している時に翻訳が始まるといった事が何度かあったため途中からほぼ使っていません。

・翻訳機の存在を相手が認知していない問題

外国の方は会場側が用意した翻訳機の存在をほとんど知らないので翻訳機に向かって話してくれません。

自身で用意した翻訳アプリを使用している方もいました。

会場側でもっと周知してくれればよかったと思います。

・あまり正確に訳せていない問題

会場がざわついていることもあってか、ちゃんとした音声入力がなかなかできないようです。

特に中国語は発音が難しいのもあって口元に持っていって話してもちゃんと訳せていないことがありました。(中国の方の感想)

台湾のバイヤーさんについていた通訳さんに吹き込んだ日本語が正しく中国語に訳せているか確認したところ「全然違う意味になっている。」と笑っていたのでやはり翻訳機に頼りきりは良くありませんね。

「自分が」お客さん、観光客の場合は翻訳機でも問題ないようですがビジネスレベルでは難しいようです^^;

翻訳機を作った側もビジネスで使うのは考えていないでしょうし。

どの国の方もたどたどしい英語で話しても理解しようとしてくれるので

自分で英語を学習して会話しようという姿勢が大事です。

まとめ

ファッションワールドに出展して3日間共通で言えることは、前半の方が大事っぽいのは事実なんですがあんまり飛ばしすぎると途中でバテるのでペース配分が重要です。

特にウチみたいにどんなジャンルのお客さんにも全力!!みたいなことやってるとめっちゃバテます。

お客さんも断続的にぞろぞろ来るわけではなくて波があるので無理しない方がいいですよね。

取りあえず名刺と商品カタログは用意していきましょう。

英会話が超重要

ファッションワールドでは外国の方がめっちゃ来るので英語は超重要です。

ペラペラになる必要はありませんが最低限聞き取れるか、カタコトでもこちらの言いたいことを言えるようになっておいた方が望ましいです。

ちょっと付け焼刃で勉強したぐらいで大して変わらないと思いますよね??

しかし付け焼刃でも勉強しておきたくなります!!マジデ

実際に今回英語圏の方にお仕事で呼ばれたので通訳はついてくれるそうなんですが、最低限聞き取れるように勉強しています。

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ファッションワールド出展の準備編はこちらからご覧ください。

IMULTA(@imulta_jewelry)でした。

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この記事を書いた人

上谷 俊介のアバター 上谷 俊介 彫金師

彫金萬代表、彫金ブランド「IMULTA」を運営しています。

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