真鍮リングのロウ付け加工
すり合わせた真鍮板をロウ付けしてリングにします。
・ロウ付け加工の簡単な手順
- すり合わせた真鍮板の合わさった部分にフラックスを塗る
- 銀ロウを乗せる
- ガスバーナーで熱する
- ディクセルの溶液に入れる
ロウ付け加工に必要な道具や、詳しいやり方はこの二つの記事をご覧ください。

一応真鍮リングなので粉末の真鍮ロウでのロウ付けの写真も載せておきます。
ただ粉末状のロウはフラックスをいっぱい使ったり扱いにくいので、板状のロウ材をハサミで切った銀ロウ(5分ロウ)を使用します。
フラックスは液体フラックスでもロウ付けが可能です。


リングのすり合わせ面の上に載っているのが銀ロウです。
この写真はすでにフラックスが塗ってある状態なのでガスバーナーで熱していきます。

ロウ付けが終わると画像のようにくっつきます。
ろう付けの後はフラックスを除去しないといけないのでディクセルの溶液に浸けます。
※「フラックスとディクセルって何ぞや?」という方は【彫金アクセサリー】自宅でできる金属のロウ付けのやり方と道具を解説!を読んでください。

上の画像はディクセル溶液の中に指輪を入れた状態です。
普段はこんな白い粒がある状態では使いませんが(普段は全部溶けてるのでパッと見ただの水です。)
写真がわかりづらかったので粉の状態のディクセル(商品名:ピックリングコンパウンド)を「追いディクセル」しました。
真鍮は水にずっとつけてると銅色に変色するので、5分ぐらいで取り出して水で軽くゆすぎます。
ロウ付けの安全対策を動画で解説していますので独学でやってみたい方はご覧ください。

真鍮リングの縁をヤスリで削る

真鍮リングを円形に叩いて整えたら縁の部分をヤスリで削っていきます。
個人的な感覚ですが、この場合ヤスリはあまりギュウギュウ押し付けても効果的に削れないので、押し付けるパワーで削ろうとするのではなく、行ったり来たりする動きを増やすイメージで軽く押さえて使うと早く削れます。

ヤスリで削っていくと粉が出ます。
今更ですが作業中はマスクをした方がいいです。
「こんなに粉がでるんだ。」というのを画像で見てからの方が響くと思ったのでここで書いておきます。

この写真は3Mという会社が出しているラッピングフィルムで真鍮リングの縁というか側面を削っています。
ちょうどいい紙やすりがなかったので使っているだけなので、皆さんは紙やすりを使いましょう。
目の粗さは#240ぐらいのやつがいい感じに傷を消せます。

ラッピングフィルムもホームセンターに売ってるんですが一枚600円ぐらいするので、一枚100円ぐらいで買える紙やすりの方が断然コスパがいいです。
ちなみにラッピングフィルムは彫金で色んな用途で活躍してくれるので私は常にストックを持ってます。すごくいい商品です。
ただ彫金初心者、趣味のハンドメイド感覚で「アクセサリーを作ってみたいなぁ。」ぐらいの方なら確実に必要ないと思います。
バリ取りなどにも使用できる工具についてこちらの動画で紹介しています。

真鍮の平打ちリング完成

紙やすりで磨いてもこれぐらいはいけます。
このようなプレーンなリングを「平打ちリング」といいます。
「これでいいじゃん^^!!」という方はこれで完成です。
お疲れさまでした。

真鍮アクセサリーの磨き方とお手入れ方法を紹介しています。
真鍮はお手入れをしないと緑青(青サビ)が浮いてくるので細目に磨いてあげましょう。
この記事の指輪の作り方ではココから鎚目を入れていきますがプレーンな状態から彫りを入れることも可能です。
彫金が出来るようになると模様・絵を彫ることも出来ます。
「彫り」をやってみたいという方は基本的な練習方法を紹介している動画を作ったのでご覧ください。

では鎚目リングを作りたい方は続きをどうぞ。










