真鍮リングの表面を叩いて装飾する(鎚目を入れる)

指輪の表面に模様の「鎚目」を入れる時は芋槌という金槌で叩いていきます。
あまりパワフルに叩くと指輪のサイズが変わってしまうので気をつけましょう。
逆に言うと「リングのサイズちょっと小さいかも…。」となったらパワフルに叩きましょう。
金槌で叩くとちょっとサイズが伸びます。

いきなり指輪を打つことに不安がある方は余っている真鍮板などで打つ練習をしてから挑戦してみましょう。
板を曲げるだけといった簡単な加工だけをしたいのであれば、ゴムハンマーが安くてオススメです。
またゴムハンマーは他のハンマーと違って作業中そこまで大きな音がしないので自宅で作業したい人向けです。
金槌も色々あるので詳しくはこちらの記事をご覧ください。

真鍮の鎚目リングの完成
これで真鍮の鎚目リングの完成です。
芋槌など金槌の叩く部分の表面をピカピカに磨いておくと、鎚目も磨かなくてもいいようピカピカになります。(※真っすぐ打てば)
ピカピカにすると写真を撮りづらいので今回はちょっとマットな鎚目リングに仕上げました。
最後に真鍮リングの表面をちょっと焼く
青錆(緑青)を抑止する方法で真鍮の表面を焼いて酸化膜を作る方法があります。
それが一番最初にお見せした状態の真鍮リングです。
焼く前の色と比べると変化がわかりやすいと思います。
多分「着けてて育ってくれたらいいな。」って考える人の理想の色かもしれませんね。
槌目リングのお手入れ、あとからキレイにする方法
鎚目リングのお手入れであれば、液体コンパウンドを使って丁寧に磨くことで槌目の窪んだ部分の汚れもとれてキレイになります。
コンパウンドの場合保護膜にもなるので汚れの防止にもつながるためこまめに磨くといいかもしれません。
もし一度作った槌目リングのの窪んだ部分の金属の表面がガサガサしているのが気になる、キレイに整えたいという事であればシリコンポイントを使って磨くという方法もあります。(大変)
シリコンポイントの中でも砲弾型のものがその際使用する工具になります。(下のサムネイルの先端工具)

【簡単な指輪の作り方で学ぶ!!】真鍮アクセサリーの作り方!!まとめ
▼動画で見たい方はこちらからご覧ください。

真鍮アクセサリーの鎚目リングの作り方を紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
出来るだけ簡潔に紹介していますので、もし興味のある方は挑戦してみてください。
怪我に気を付けてください。
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手作業ならではの精緻な模様を、ぜひ手に取ってご覧ください。

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読み直し用ページ内リンク
- 指輪作りに使う工具と材料の紹介
- 指輪にする真鍮板の切り出し加工
- 真鍮の板をなます(熱してから急冷する)加工
- 真鍮の板を曲げる、リング状に丸めていく
- ロウ付け前のすり合わせ加工(くっつける指輪の端と端を合わせる)
- 真鍮リングのロウ付け加工
- 真鍮リングの縁をヤスリで削る
- 真鍮の平打ちリング完成
- 真鍮リングの表面を叩いて装飾する(鎚目を入れる)
- 真鍮の鎚目リングの完成
ロウ付けに関して練習になるシルバーリングの作り方はこちらをご覧ください。
ロウ付けに慣れないうちは溶かしてしまう可能性がありますが「とにかく強火で熱すればロウ付け出来る」という感覚だと上達しないので火力の調節が覚えやすい銀線での練習をオススメします。

今回の作り方は彫金の基本になっているやり方ばかりなので「彫金を独学でやってみたい」という方はこちらをご覧ください。彫金の歴史も一緒に紹介しています。

IMULTAでした。



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オーダーを検討されている方はご覧いただけますと幸いです。

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