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透かし彫りした模様の形を整えるやり方、工具の紹介。

切り抜いた模様とやすりなど
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こんにちは彫金師の上谷です。

今回は以前の記事でしょうかしいた透かし彫りの模様を整える方法を紹介します。

筆者は15年以上独学で彫金をやってきて現在プロとしてご飯を食べています。

参考にするかどうかはご自由に。

前回の透かし彫りの記事はこちらからご覧ください。

\IMULTAのオンラインショップはこちら/

目次

透かし彫りで切り抜いた模様を整えるやり方と工具

サイゼリヤ切り抜き文字と先端工具
サイゼリヤ切り抜き文字と先端工具

前回切り抜いた模様が上の「サイゼリヤ」のカタカナ、ちょっと前に話題になった「サイゼリヤで喜ぶ彼女」の流行りに乗っかって作ってみたものですが、カタカナの透かし彫りは糸鋸の練習に最適です。

詳しい内容は以前の記事で動画内で解説しています。

動画が参考になったという方は高評価&チャンネル登録よろしくお願いします。

さて今回は模様を切り抜いた後の整えるやり方とその道具について。

一発でキレイに切り抜けるのであれば問題ありませんが、そういったことは早々ありません。

またピッタリで切り抜かないほうがトータルで見ると時間がかからないということも少なくないので、後から整える作業というのを勘定に入れて作業してみるのもオススメです。

透かし模様を整える作業に使用する工具

リューター
リューター

細かなことを言うと模様を整える作業に使用できる工具というのは山ほどあります。

今回紹介するのはあくまで初心者向けに使いやすいものを紹介します。

youtubeの動画内では紹介していませんが、多少手を加えることで作業に使用できる工具も紹介します。

透かし模様を整える作業に使用する工具一覧

整える、金属を削る工具

リューターの先端工具

  • Busch(ブッシュ)スチールバー No.194
  • Busch(ブッシュ) 超硬カッター No.23 1.0mm
  • シリコンポイント各種

手作業の工具

  • ヤスリ
  • スポンジやすり
  • 耐水ペーパー

今回紹介する工具はリューターを使用するものと手作業で使用できるものです。

どちらを使用するかは人それぞれですが効率を重視するのであればリューターの使用をオススメします。

透かし模様を整える作業のやり方

サイゼリヤ透かし模様
サイゼリヤ透かし模様

どのような工具を使用するにしても極論「丁寧に細かく確認しながら削っていく。」という事に尽きます。

以前の記事では両面テープを使用して透かし模様を切り抜きましたが、デザインを金属面に直接転写して切り抜く方法の場合は任意でデザインを切り抜かない限りは消えないのでガイドラインにしたがって削っていきます。

また削る対象の強度によっては無用な負荷を与えると変形や破損につながるので、そこらへんはご自身が切り抜いた模様・素材の強度を考えて行ってください。

リューターの先端工具を使用する場合の注意点

先端工具 Busch スチールバー No.194 1.0mm
先端工具 Busch スチールバー No.194 1.0mm

リューターの先端工具で対象を削る際の注意点は主に以下の2つ

  • 先端工具が劣化防止&作業効率アップのために潤滑油を使用する。
  • 電動の工具は力任せに当てると必要以上に削れる。(破損につながる可能性もあります。)

あくまで筆者の考えですがコストパフォーマンスを重視する方は頭の片隅に置いておくといいと思います。

先端工具が劣化防止&作業効率アップのために潤滑油を使用する。

ドリルオイルとラスペネ
ドリルオイルとラスペネ

当ブログで頻繁に登場する潤滑油「ラスペネ」、スチールバーの先端工具を使用する場合は特に必須です。

スチールバーは雑に扱うと作業の熱(摩擦熱)で焼き戻って切れ味が落ちるので劣化防止&作業効率アップのために常に使用しましょう。

ドリルなどはそういった作業を怠るとあっという間に使い物にならなくなるので必要です。

同じように今回使用する先端工具も作業面が小さく熱を持ちやすいので、潤滑油を使用しないとあっという間に切れなくなります。

ドリルの場合は極論研ぎ直すということができますが、これらの先端工具はできません。

電動の工具は力任せに当てると必要以上に削れる。(破損につながる可能性もあります。)

特に超硬の先端工具は切れ味が良いので力任せに当てると一気に削れてしまいます。

潤滑油を使うことでさらに食いつきが良くなるので、「強く当てる」という考え方で使用するのはオススメしません。

先端工具で強く当てるのは摩擦が強くなる研磨用のものぐらいです。

力任せに当てなくても電動で回転している先端工具の刃が勝手に削ってくれるので、あとは適切な力加減で当てれば問題はありません。

表面を軽くなぞる程度の力で当てるか、逆に回転している先端工具を固定して切削対象を当てに行きます。

無闇にグリグリと力を入れると破損する可能性があるので気をつけましょう。

※万が一破損した場合に備えてメガネをしておくと無難です

動画が参考になったという方は高評価&チャンネル登録よろしくお願いします。

透かし模様の整え方動画

手作業で透かし模様を整える場合

ヤスリや耐水ペーパーなどを使用して整える場合は透かし模様を入れた金属の変形にいっそう注意が必要になります。

DIYになれている方であれば安価な木材などを使用して専用のジグを作ることも可能だと思いますが、あまり一般的ではないと思います。

とりあえず「気長に慎重に作業する」ということを念頭において作業しましょう。

ヤスリは目の細かさによって作業効率が違うので一概には言えませんが動画内で紹介しているように刃のかかりを考えて広い面積を切る感覚で削ると比較的手早くできます。

耐水ペーパーやスポンジやすりは削るスピードこそ望めないものの「慎重に削る」ということであればうってつけです。

差し込んで使用する場合はカットした割り箸に巻きつけて簡易的なヤスリとして使用することも可能です。

動画内では紹介していませんがクリスタル砥石をカットしたものをヤスリ代わりに使用するのも効率的です。

まとめ

今回は透かし模様を切り抜いた後の透かし彫りの整え方、使用する工具について紹介しました。

今回紹介した方法以外にも最後に紹介したクリスタル砥石のように、市販されている工具に手を加えることで効果的に使用する方法もあるので興味のある方はご自身でも色々とお試しください。

動画をご覧になって参考になったという方は高評価とチャンネル登録をお願いします。

IMULTAでした。

真鍮の槌目リングを作ってみたいという方はこちらの記事をご覧ください。

\IMULTAのオンラインショップはこちら/

切り抜いた模様とやすりなど

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この記事を書いた人

上谷 俊介のアバター 上谷 俊介 彫金師

彫金萬代表、彫金ブランド「IMULTA」を運営しています。

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