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彫金独学のスタートを効率的に切る環境

彫金の独学の環境
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近年コロナの影響やYOUTUBE内の彫金動画の普及に伴ってか、彫金の独学を始める方が増えているように感じます。

実際に17年以上彫金の独学を続けてきてプロの彫金師になった筆者が過去を振り返って「彫金の独学に向いている環境」を解説します。

参考にしたい方はご自由にどうぞ。

目次

彫金を勉強する環境が整っていると独学のしやすさが違う。

動画製作のモチベーションになるので高評価のタップをお願いします。

彫金を独学する環境について

今回の内容

  1. 騒音問題
  2. 中古家具屋の話
  3. ホームセンターは至高
  4. ちゃんとした書籍を購入する
  5. 役に立つ情報か確認する
  6. 展示会情報

本記事はYOUTUBEのアップしている動画の内容とその補足の内容になります。

5番目の「役に立つ情報か確認する」は現代のインターネットではあまり関係ないかもしれませんが、現代だからこそ逆に重要かと思うので解説しています。

彫金独学の壁:騒音問題

彫金の独学をするのであれば騒音問題はだいぶネックになります。

本ブログの動画は視聴しやすいように作業音を抑えてますが、実際の作業音はそれなりに響きます。

また先端工具を使うためのリューターの音は耳慣れない音なので集合住宅で使用すると苦情の原因になりやすいです。

中古家具屋の話

筆者の場合は彫金の独学を始めるにあたって中古家具屋で机と椅子を購入しました。

当時購入した机と椅子は今でも現役で使用しています。

個人的には最初に購入する机というのは非常に重要だと考えていますので、これから彫金の独学を始めようという方はどのような机を購入するかというのを検討することをオススメします。

作業によって必要な机が変わってくるので彫金専用の机が必要ではない場合もあります。

筆者の場合お金がなかったという事もあって近所の中古家具屋で間に合わせの机を買ったのですが、今現在でもその机をメインで使用しているのが証拠です。

今では安価で耐荷重しっかりした机がそこら中で売っているので中古家具屋にこだわる必要はありません。

どのような作業にどんな机が必要になるかというのは詳しくはこちらの記事をご覧ください。

ホームセンターは至高

彫金の独学を効率的に勧めたいのであればホームセンターの存在は絶大です。

ホームセンターでも建築系の職人さんが来るようなところがオススメ、具体的な名前を出すのであれば「Unidy(ユニディ)」です。

彫金の独学やハンドメイドの入門というと「100均の工具でこんなに出来る!!」というのが多く見られますが、ちゃんと上達したいのであれば最低限ホームセンターで販売されているレベルの工具が必要です。

彫金専門の工具ほど高価でなくてもある程度値段を抑えて作業できる工具がありますし、代用の使い方を考えることで作業に幅が出ます。

彫金の専門工具が必要ないという意味ではない。

全てを彫金専門の工具で行うのは初期投資が高くなり独学するには非常にハードルが高くなってしまうので、費用を抑えた上である程度彫金に対応した工具を揃える場所としてホームセンターが重要だという事です。

専門の工具が高価なのは、その作業に特化しているからなので充分な資金があるのであれば彫金専門の工具店で全て購入しましょう。(※関係ないものを購入して後悔しないように店員の方とちゃんと相談しましょう。)

ホームセンターの工作室で大型の電気工具を使用できる

ホームセンターの良い所は大型の電気工具を使用できることです。

ボール盤やフライス盤、または騒音の大きいサンダー(やすり)を自宅で使用するというのは現実的ではありません。

地方都市にお住まいで大きい音を出しても苦情が来ない方は問題ないかもしれませんが、集合住宅だとしたらまず不可能です。

工作室を使って自分の作業がしやすい治具を作ることで作業効率がグンとアップします。

ちゃんとした書籍を購入する

動画に高評価をいただけると動画製作のモチベーションになります。

彫金独学の本6選

過去にも紹介していますが彫金の独学を始めるのであればちゃんとした書籍を購入することをオススメします。

現在では筆者を始めYOUTUBEに作業動画をアップしている方がたくさんいるのでそれほど重要ではないかもしれませんが、筆者が彫金を始めた当時というのはちゃんとした彫金の書籍というのが本当に少なかったので独学を始める要素の一つとして紹介します。

彫金の技法書に見せかけてただの旅行記だったという事も少なくないので、中を確認できるのであれば確認してから購入しましょう。(※今はもうないかもしれない。)

ブログでも過去に記事としてまとめているのでこちらからご覧ください。

役に立つ情報か確認する

これも現在の動画付き解説がYOUTUBEにアップっされている現代ではあまり関係ありませんが、一昔前のネット上ではデタラメを解説しているサイトがたくさんありました。

ただそういった作業を検証して本当かどうかを確認することも彫金を独学で行う上ではポイントだったと思うので全く価値が無かったかというと難しい所です。

今はYOUTUBEで実際に作業をアップしながらの解説が増えているので自分の作業に役に立つ情報かを検討して取り入れることをオススメします。

ネット上の情報はあくまで集合知】なので参考にするかどうかの取捨選択が重要です。

取捨選択のポイント

  • コスト的に可能かどうか
  • 製作に使用している工具が自分と共通している
  • 作業の成否に技術力が影響する場合、自分で可能かどうか
  • 工夫するポイントが自分の作業環境で無理なく出来るかどうか

展示会情報を集める

技術は練習の反復で身に着くものですが、そもそもその存在を知らなくては練習することも練習方法を調べることもできません。

特に独学の場合、誰かが情報をわざわざ教えてくれるという事はないので自分から情報を集める必要があります。

例えば「美の巨人」や「美の壺」などのテレビ番組、今ではそれぞれの美術館がYOUTUBEチャンネルを持っていたりもするので面白そうな展示会情報を集めて見に行くといいと思います。

当然全てが役に立つという事はありませんが、行った先で他の展示会情報を知るなど芋づる式に色々な知識を得ることができるのもポイントです。

彫金の独学を始めるにあたってポイントになる部分や知識に関してこちらをご覧ください。

まとめ

今回は彫金を独学するうえでのポイントと環境を解説しました。

心構え的な部分も多かったと思いますが、最初にインプットしておくだけで環境自体が変わってくるので頭の片隅に置いておくことをオススメします。

今回解説したこと以外にもポイントになる点はあります。

また今回解説した「中古家具屋」や「ホームセンター」が近くにないからと言って独学が出来ないという事ではありません。

実際に金属のアクセサリーを作るとしても、ゴールドフィルドを使ったワイヤーアクセサリーであればリビングのテーブルでペンチ2本あれば出来るというように、何を作るかで必要なものは全く違ってきます。

自分の環境と合ったものを作るのもいいでしょう。

各金属を使用したアクセサリー作りの難易度や取り組みやすさについても解説しているのでそちらも合わせてご覧ください。

真鍮を使ったアクセアリー作りに挑戦した方はこちらをご覧ください。

火を使わない製作方法も解説しています。

彫金の独学の環境

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この記事を書いた人

上谷 俊介のアバター 上谷 俊介 彫金師

彫金萬代表、彫金ブランド「IMULTA」を運営しています。

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