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魔除け&お守りとして使われた銀(シルバー)

銀は遠い昔のシュメール人が使っているころから装飾品として使われていると言われています。(だいたい紀元前5000年ぐらいから)

今回はその中でも魔除け&お守りとして使われた銀について紹介します。

現代において「魔除け・お守り」としてシルバーアクセサリーを身に着けている人は少ないと思いますが、アクセサリーが身に着けられる願掛けになるとしたら今まで身に着けなかったモチーフのシルバーも楽しめるかもしれないので興味がおありの方はご覧ください。

読む彫金教室として色々と技法を紹介してきたので、自分の興味のある形のアクセサリーを作ってみるきっかけになれば幸いです。

目次

銀は魔除け&願掛け

以前クロスのモチーフの意味について解説した記事でも紹介しましたが、ヨーロッパ(ギリシャのタマタなど)や南米では昔から魔除け&願掛けとしてアクセサリーを付ける風習があります。

ゴールドは太陽を意味して、シルバーは月を意味し神聖な金属として信じられていました。

ファンタジーが好きな方ならおなじみですがヨーロッパの伝承に出てくる怪物の中には狼男など銀の銃弾を使わないと倒せないものがいるように古くから魔を退ける力があるとされています。

※銀の武器じゃないと倒せない怪物は設定によっていろいろ違うので細かく知りたい方はそれぞれの創作物の作者に問い合わせてください。

また毒に触れると変色するので銀の食器は暗殺を恐れる貴族に調度品&防犯装置として好まれました。

現代では「くすみやすいスターリングシルバーの調度品を代々キレイに引き継ぐことがステータス、きちんとした教育を受けている証になる」という考え方がありますが、暗殺防止からそういった考え方になったのではないかと個人的に考えています。

表立って「暗殺対策です!!」とは言えないから、
貴族のたしなみってことにしたのかもね!!

お隣の韓国でも銀の箸を使ったりしているので毒殺防止アイテムとしてもおなじみです。

これも現実的な魔除け&お守りですね。

また変色しやすいシルバー製品はお手入れをしながら長く引き継ぐことが前提になっていたので子孫繁栄の願いが込められているともいわれます

シルバーのお手入れ方法

シルバーの傷の消し方

古代ギリシャから続く銀の魔除け&お守り「ミラグロ」

先述した南米で今でも続いている魔除け&願掛けアクセサリーが「ミラグロ」です。

始まりは古代ギリシャの癒しの神アスクレピオスに手や足の形をしたオブジェをお供えしたのが起源と言われます。

多くのミラグロがお供えされていることで有名なのがメキシコのトラスカラにあるオコトラン聖堂。

昔「世界ふしぎ発見!」でも紹介されていた有名なキリスト教の教会です。

願いの形を教会に供える

お供えするミラグロは自分の願いに即したモチーフのものをお供えします。

例えば足のケガが早く治ってほしい or ケガしたくないなら足の形、彫金の技術の向上を祈るなら金づちの形などです。

実際に奉納されているオブジェの中ではもろに心臓や胃などの内臓の形をしたものや男根や人間の下半身などの機能回復を願ったモチーフのオブジェもあります。

これは「悪いことが起きませんように」という魔除けの意味と「早くよくなりますように」という願掛けのどちらの意味でも使われてます。

日本の絵馬の感覚に似ています。

まとめ

スピリチュアルに頼り切ってしまうのはよろしくないかもしれませんが、何かの願掛けとして自分の願いにあったモチーフのシルバーアクセサリーを身に着けてみてはいかがでしょうか?

天然石のパワーストーンやヒーリングとしての考え方も含めて考えるとより楽しめると思うので組み合わせてみるのも楽しいと思います。

モチーフの願掛け的な使い方やパワーストーンにぴんと来ない方もいるかもしれませんが、欧米・南米では昔からある一つの文化なので外国の文化を体験してみるという事で楽しむのもよいかもしれません。

IMULTAでした。

IMULTAの読む彫金教室

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この記事を書いた人

上谷 俊介のアバター 上谷 俊介 彫金師

彫金萬代表、彫金ブランド「IMULTA」を運営しています。

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