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シルバーアクセサリーの黒ずみをキレイにする簡単なお手入れの方法!

こんにちは彫金師の上谷です。

15年以上独学で彫金をやって現在はプロの彫金師としてご飯を食べています。

シルバーアクセサリーは多少のくすみであれば「味」として楽しむことも出来るのでお手入れを後回しにしている方もいらっしゃると思います。

  • しまっていたシルバーアクセサリーを久しぶりに出したら黒くくすんでいた。
  • 温泉に入ったら真っ黒になってしまった。
  • お手入れをしたいけどどのようにしたらいいか分からない。

どれもシルバーアクセサリーのお手入れあるあるですよね?

今回の読む彫金教室は「シルバーアクセサリーのお手入れ&保管方法」について書いていきます。

家にあるもので出来る簡単な方法方紹介しますが、プロが仕事で使う方法も紹介するのでお手元のシルバーアクセサリーのお手入れの参考にしてみてください。

今回紹介する方法は真鍮のアクセサリーのお手入れにも応用できます。

目次

シルバーアクセサリーの黒ずみをとるお手入れの簡単な方法!

では最も簡単な「家にあるもので出来るシルバーアクセサリーのお手入れ方法」合わせて簡単な保管方法も紹介します。

後半では東急ハンズなどでも買える専門道具も紹介しますので、どの程度お手入れしたいかによって揃える道具を選んでください。

それでは最初にお手入れに必要な道具を紹介します。

自宅で行うシルバーアクセサリーのお手入れに用意する道具

  • 歯ブラシ(硬さは「やわらかめ」)
  • 歯磨き粉・洗車用の液体コンパウンド
  • ストッキング(伝線して使わなくなったものなど、新品よりクタクタのものがいいです。)

それぞれ簡単に説明します。

・歯ブラシ

日常的についた傷や立体的なデザインのシルバーアクセサリーの隙間や窪んだ部分に詰まった汚れを掻き出すために使います。

ブラシの硬さが「かため」の場合いぶし銀の黒く燻した部分が剥がれる場合があります。

歯ブラシにも色々ありますがオススメの歯ブラシはルシェロ、筆者は実際に仕事でも使っています。

・歯磨き粉・洗車用の液体コンパウンド

歯磨き粉の裏表記
歯磨き粉の裏表記

歯磨き粉の裏面を見ると「清掃剤・洗浄剤」などの表記があり、これは研磨剤が含まれているのでシルバーアクセサリーを磨くことが可能になっています。

また洗車用の液体コンパウンドはシルバーアクセサリーを磨くのに最適です。

シルバーメッキの場合はメッキが剥がれてしまう可能性がありますが、効果的に汚れを取り表面を磨くことが出来ます。

最近のメッキはどのメッキも日用品で磨く程度であれば、そう簡単には取れません。

液体コンパウンド
液体コンパウンド

↑これはスポンジもセットになってるのでお得です。

・ストッキング

研磨布を持っている人も中にはいらっしゃると思いますが、家にあるものの中でシルバーアクセサリーのお手入れに一番向いている布がストッキングです。

ストッキングの厚みはそこまで気にする必要はありません。

新品のものよりも使い古しのクタクタになったものの方がお手入れに向いています。

シルバーアクセサリーをお手入れする手順

STEP
歯ブラシで軽くこすって大まかに汚れを落とします。

歯ブラシで軽くこすっても撮れないような頑固な汚れがついている場合は、事前にぬるま湯に浸けて汚れを浮かしておきましょう。

【お湯の温度は高くても43度(お風呂)ぐらいまで←※重要】熱過ぎると付いてる宝石が割れる可能性があります。

炭酸水で汚れを浮かす方法を紹介している方もいますが、ぬるま湯の方が汚れが浮くのでお手入れにはぬるま湯を使う事をオススメします。

 ※注1:琥珀や象牙・ターコイズは水に弱いので水に漬けないでください。変色したりシミになったりします。

※注2:真鍮のアクセサリーは絶対に熱湯(60℃以上)につけないようにしてください、しっかりとしたメッキがされていない限り銅色に変色します。

STEP
歯磨き粉をつけてストッキングで磨きます。

ストッキングに歯磨き粉を付けて少しずつ磨いていきます。

ちょっと使い古したぐらいの柔らかくなったストッキングが、より磨きやすいです。

また先述したように洗車用コンパウンドでもかなりきれいに磨くことが出来ます。

STEP
お湯(ぬるま湯)でゆすぎます。

最後にお湯(ぬるま湯)でゆすぎます。

熱湯を使うのは厳禁、お湯を使ったとしても43℃ぐらいがオススメです。

液体コンパウンドを使用した場合はお湯でゆすがずにそのまま柔らかい布で磨いてコーティングしてもキレイに仕上がります。

簡単ですがこの方法でかなりきれいになります。

◆シルバーアクセサリーのお手入れの知識補足◆

さらに細かくやりたい方は除光液をかけてみてください。

ただし除光液は燻し(模様の部分を黒くする装飾)が甘い商品だと黒く燻してある部分が取れてしまうので注意してください。

燻してあるシルバーアクセサリーには除光液はかけない。

除光液にはアセトンという液体が含まれています。

この液体はメッキを剥がす力があるので拙い(昔の)メッキの場合、除光液程度のアセトンの濃度でもメッキが剥がれる場合があるのでお気を付けください。(※最近のメッキはまず剥がれません。)

お酢だけじゃない!?真鍮アクセサリーの簡単お手入れ方法

↑真鍮のお手入れ方法の一つとして重曹を使ったお手入れ方法を紹介しています。

シルバーでも使用できますが燻し(黒く染めている部分)が取れてしまうので気をつけましょう。

また塗装が施されているアクセサリーにアセトンは厳禁です。

あっという間に塗装が剥げていきます。

シルバーアクセサリー・ジュエリーの黒ずみを防ぐ保管方法

クリーニングの依頼をされる方はしまっていたシルバーアクセサリーを久しぶりに出したら黒ずんでたという方がほとんどです

これは表面が酸化・硫化という化学反応を起こす事によって発生します。

・酸化=空気中にある物質が酸素と結合すること。

・硫化=硫黄と化合すること。

一応二つ書いていますが基本は硫化が原因です。

硫化はシルバーアクセサリーを着けっぱなしで温泉に入って黒くなる現象と一緒で、それが空気中の成分や汗などと反応して起こっているとお考え下さい。

酸化は火で加熱するなどして起きるので一般的な生活の中ではちょっと考えられないです。

要するに空気中にほったらかしにしてると黒ずむので空気の流れを遮断してあげれば汚れなくなります

簡単な方法としてはビニールのチャック袋に一個ずつ保管すればかなりきれいな状態で保管できます

100均で売っているやつで大丈夫。 私はDAISOのチャック袋は硬くてかさばるのでシモジマで買ってます。

ホームセンターで売ってるものでも大丈夫。

1個1個シルバーアクセサリーを入れていくのはめんどくさいという方もいると思いますが、チャック袋に入れておく事でかなりキレイな状態を維持できます。

いきなり汚くなってメンテナンスを頼むよりかなり安上がりなのでオススメです。

部屋のディスプレイを兼ねている方はティッシュでもいいのでたまに拭いてあげてください。

すぐに効果がわかるというものではありませんがかなりオススメです。

シルバーアクセサリーの錆びについて

シルバーアクセサリーが錆びるかどうかについて質問をいただいたことがあるので別の記事で解説しています。

シルバーアクセサリー・ジュエリーのお手入れに使うのにオススメの道具

シルバーアクセサリーは経年変化によるくすみ(硫化)などが味になるのでお手入れはしないという方もいますよね?

しかし長く使っていただくためには最低限布で拭く程度のお手入れはした方がよいと思います。

ちゃんと保存していたとしても汚れを取っておかないとチャック袋の中の空気と反応して汚くなります。

東急ハンズなどで売っている宝飾品を磨く500円ぐらいのクロスはかなり優秀ですのでオススメです。

ただ新品はまだ布が堅いので一回洗濯をしてやわらかくしてからでないと鏡面仕上げのものは逆に傷がつきますのでお気をつけください。

一般的なお手入れであれば充分で、ほぼ半永久的に使えます

薬品のついている布なので拭いた後に軽くお湯でゆすいでおくと汚れがつきにくいです。

↑ちなみにこの画像で紹介しているのはハンズでも売っていますがちょっと質の高いそのまま使える研磨布です。

ホームセンターで販売している物よりかなり上質なお手入れアイテムです。

安い研磨布は使い始めの時は硬いのでアクセサリーに傷が入る事があります。

近年は真鍮のアクセサリーが流行っていますが、真鍮のアクセサリーは雑な管理をするとあっという間に錆びて緑青が出てしまうので気を付けてください。

アクセサリー・ジュエリーに使われる金属は色々のあるので使われている金属に合わせてお手入れすると短い時間でキレイにできます。

彫金のアクセサリー・ジュエリーに使われる金属の知識

最近は東急ハンズなどで販売されている洗浄液で優秀なものが出ていて、お値段も1000円前後と良心的です。

裏面には対応している宝石の名前などが細かく記載されているので購入するときにわかりやすいと思います。

洗浄液の説明文は絶対に読んでから買いましょう、ダメになってから後悔しても遅いです^^;

ちなみにそこそこ臭いがキツイので換気しながら使いましょう。

これらのクリーナーは対応している金属・宝石がしっかりと決まっています。

製品の裏面に記載されている対応している金属・宝石以外には使用しないでください。

こだわりたい方はドンキ・ホーテで4000円くらいで売っている超音波洗浄機を買えば日ごろのお手入れには充分だと思います。

シルバーアクセサリーの簡単なお手入れの方法!まとめ

今回の読む彫金教室は家にあるものでできるシルバーアクセサリーの簡単なお手入れ方法と少し専門的な道具を紹介しました。

よほど汚れない限りシルバーアクセサリーは毎日軽く拭くだけで結構きれいな状態をキープできるのでしっかり汚れてから手間をかけたくない方はこまめに磨いてあげてください。

そして磨いた後にビニールのチャック袋に入れて空気の流れを遮断してあげればちゃんと保管が出来ます。

IMULTA(@imulta_jewelry)でした。

傷が多い場合は今回の解説したお手入れをする前に簡単な傷消しを行ってから磨くとより一層キレイに仕上がります。

自宅でできる傷消しの方法

機械工具のリューターを使っての研磨方法はこちらの記事をご覧ください。

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この記事を書いた人

上谷 俊介のアバター 上谷 俊介 彫金師

彫金萬代表、彫金ブランド「IMULTA」を運営しています。

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