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読む彫金教室、片切タガネ彫り方の基本

こんにちはIMULTA(イムルタ)彫金師の上谷です。

今回からブランド名をカタカナでも明記していくことにしました。

後で過去のブログにも追記するんでわざわざ書く必要はないかもしれないんですが、

色々あってある方に

「IMULTAってカタカナで検索しても出てこないんだけど…。」

と言われて調べてみたら、

マジでした…^^;

こここ、これはマズい…!!!

考えてみたらブログもオンラインストアも全部アルファベット表記だった。

そら検索に引っかからないわ!! 直す!! 超直す!!

ってことがあったのでカタカナ表記も入れていくことにしました。

IMULTA(イムルタ)と読みます!!

よろしくお願いしますm(__)m!!

はい!!今日も彫金の彫り方に関してですよ!!

目次

読む彫金教室、片切タガネ彫り方の基本

さて、前回は片切タガネの大まかな概要をお話したような気がします。

世間一般で言う彫金は

  • 糸鋸で切る
  • ロウ付けする
  • 叩いて形を変える or 整える
  • 金属に模様を彫る
  • 研磨する

といった技術全般を【彫金】と言いますが、今回のブログや彫り方の説明をするブログでは模様を彫る技術のみを彫金と呼びます。

ではそれを前提に話を進めていきましょう。

 

彫金の基本は【細く刃を入れて広く彫って細く刃を抜く】です。

これはどこでも絶対的に基本です。基本なのでデザインによっては太く入れて太く抜くこともあります。

シルバーと真鍮の彫金

シルバーと真鍮の彫金

まず彫金に使うタガネはしっかりと研いで金属に軽く刃先を当てただけで食い込むぐらいのものを使います。

 

極端に細く彫る時は「彫る」というよりも「掬う」ような感覚です、細く浅く彫る時はほとんど手元に抵抗が来ないので模様の分の金属を掬う感覚で彫ります。

さらにきちんと研いでおかないといけない理由としては深く広く彫った時にキレイに彫り終われなくなるからというのがあります。

銅や真鍮、洋白のような硬い金属であれば問題ありませんが、金属的に柔らかい銀や金などは引きつったような感じになります。

和彫りと洋彫りの向き不向き

洋彫り

洋彫り

私は洋彫りもちょっとやるのでこちらも少しだけお話します。

上の画像は手押しで彫った洋彫りです。

曲線を彫るのに向いていて手押しなので一気に深く彫ることはできませんが慣れてくると多くの模様を短い作業時間で彫ることができます。

 

和彫り

和彫り

一方和彫りはハンマーで叩いて彫るので一気に深く彫ることができます、曲線をくるくると彫ることは慣れないと難しいですが、やってればできるようになります。

ちなみに漢字とかを彫るのにとても向いてます。

彫る模様に対して刃の内向き・外向きどちらにするかによって立体感や遠近感を出すことができます。

立体感を出すのは和彫りが圧倒的に向いてます。

たまに書道みたいに「二度彫りは絶対にダメっ!!」と言う方がいますが、そんなことはないです。

結局二度彫りだろうが何だろうがきれいに彫れていればなんでもいいと思います。

ルーペ画像

ルーペ画像

 

私はあまり何度も重ねて彫る事はありませんが、デザイン的に「立体的に見えるように彫る」のではなく「立体に彫る」場合は重ね彫りしないとできませんので何度も彫って装飾を重ねます。

昔の龍

昔の龍

めっちゃ昔のもので恐縮ですがこの龍なんかは一度彫りでは絶対に彫れません。

あと和彫りの場合は彫った模様の周りを彫り落して彫った模様を浮き上がらせる場合もあります。

作業時間はめっちゃかかります。

今回はこれくらいで、、次回は簡単な練習方法でも書こうと思います。

IMULTA(@imulta_jewelry)でした。

片切タガネの練習方法などをまとめた記事の一覧はこちらからご覧ください。

片切タガネの記事一覧を見る⇨

IMULTAショップ

オンラインショップで伝統の彫金技術で模様を彫り上げたジュエリーを販売していますので、是非一度ご覧ください。

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彫金を施したスターリングシルバーのzippo

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この記事を書いた人

こんにちは彫金のやり方などを紹介するニッチなブログを書いています。

古くは奈良時代からある伝統技法ですが今では「彫金」という言葉を知っている方も減ってきているので少しでも普及に役立ちたいと思い情報を発信しています。

独学で始めたころは本当に手探りでどんな道具を使っていいかも勘で購入していましたが、現在では仕事にするまでになり自分なりに知識とノウハウの蓄積があります。

このブログを通して少しでも彫金を身近に感じれたり、これから彫金を始める方の参考になれば幸いです。

【上谷について】
8年間の彫金の下積みを経て2016年3月15日に独立しました。
屋号は「彫金萬」、「ちょうきんよろず」と読みます。
個人や企業からのオーダーを受けてお手元の金属製品に彫金を施すお仕事も受け付けています。

現在はジュエリーブランド「IMULTA(イムルタ)」で製作したオリジナルのジュエリーの販売しています。

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