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こんにちはIMULTA(イムルタ)彫金師の上谷です^ ^

独学で彫金を15年たちまして現在はIMULTAという自分のブランドを立ち上げて彫金師をやっています。

それでは前置きもそこそこに「読む彫金教室」始まり始まりー

さて今回は片切りタガネの練習その3です。

毎回書いてますがここで紹介する彫金のやり方は私が独学で身につけた1つのやり方なので

「こんなやり方もあるんだなー。」ぐらいで読んでください。

今回はあれこれ彫って彫る対象、リングとかネックレスとかに彫った後になんか彫ってない隙間があるからそれっぽく埋めたいなぁ、という時に使うの彫り方です。

片切りタガネの彫り方練習、山彫り

彫金山彫り
彫金山彫り

これは名前の通り彫った跡が山の形になる彫り方です。

画像はわかりやすいように大きく3mm幅の片切タガネで彫ってますが、通常はこのサイズのタガネで山彫りをすることはありません。私も今まで仕事で3mm幅のタガネで彫ったことはありません。

普通に彫る時は1.2mmぐらいの幅のタガネを使ってます、広くても刃の幅の4分の3を使います。

 

この彫り方で初めて彫ってる途中にタガネを「捻る」動きが入ります。

 

叩きながら捻ることで彫り跡が尖った山の形になります。

納得してから彫りたい方もいると思います、やってみないと絶対わからないので先ずはやってみましょう。

これは彫りの形を細かく作る必要があるので三日月を彫る時よりも「ものすごく」細かく打つ必要があります。

三日月の時がコッコッコッぐらいだとするとココココココッて感じです、やや王騎。

慣れてくると叩いたタイミングに合わせてグッと捻れるようになります。

 

ポイント

ポイントは軽く叩く事なんですが、

感覚としては叩くというよりもタガネの底に軽く合わせるような感じで金槌を引くことを意識した方がいいです。

初めのうちは捻ったタイミングで刃が欠けます、研ぎ直しましょう。多分5回以上は欠けます、泣きながら研ぎましょう、お金がある人は新しいのを買いましょう。

私はお金がなかったので研いでました^^;

 

 

 

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この「山彫り」は主に日本の伝統柄を彫る時に使います。

ハワイアンとか彫りたいなぁって人にはあんまり必要のない技術です。

ハワイアンジュエリーによくある縄模様彫る時に使えますが、それだったらグレーバーマックス(洋彫りの機械)買った方がいいですよって感じです。もしくは手押しの洋彫りタガネ。

洋彫りタガネ
洋彫りタガネ

↑ハワイアンでよくある縄模様はこんな感じで彫れるので山彫りをこっちに当てはめるのは大変だしあまり向かないです。

これが出来なくても模様はいくらでも彫れます、実際仕事でもかなり限られたデザインでしか使いません。

練習するかどうかは人それぞれかと、、私は色々あって練習しまくりました。

正直あんまり使わないです。

今回は隙間を埋めるための彫りですが、

過去の彫金その3
過去の彫金その3

↑左上の部分とかがそうですね、山彫りの変形です。

隙間埋めなきゃいけないの?

お好みで。

使いどころは人それぞれなんで何とも言えません。

カモメ彫り
カモメ彫り

上のカモメ彫りなんかはそうですが彫り方を変化させると結構色々と彫れる時もあるので便利は便利です。

捻り方で筆記体のyみたいな形も可能で、

いろんな絵を描くように彫りたい→山彫りあんま必要ないです。

彫った跡自体を色々と変化させて彫り跡自体を見せたい→山彫り結構大事です。

ちょっと取り留めのない感じになってしましましたが山彫りに関してはこんな感じです。

ぶっちゃけ難しいわりに使用頻度が低いのであんまりお勧めしないです。

 

まとめ

基本の一つとして色んな本で紹介されているので書きました。

ただ仕事をするうえでは「山彫り」自体はほぼ使いません。これは本当に使わない。

何故練習するかというと彫る時の幅と深さを自分で自由に調節できるようにするには一番向いているからです。

単純に一筆書きのようにする方法だけではありませんが、

色んな方向から刃を入れる彫り方でも彫り幅を調節する技術が必要になるので基本として紹介しています。

 

彫金を始めてこの彫り方が一番最初につまづく彫り方なので独学でやる方は頑張ってください^^

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