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メンズシルバーアクセサリーの人気モチーフの意味「スカル(髑髏)」

こんにちは彫金師の上谷です。

今回の「読む彫金教室」は以前書いた「クロス(十字架)」の解説に引き続きメンズシルバーアクセサリーでよく使われている人気モチーフのうんちく(由来・意味)について書いていきたいと思います。

今回は「スカル(髑髏)」です

※今回の記事は技術的な内容は含みません。

シルバーアクセサリーの作り方を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

 ・火を使うシルバーアクセサリーの作り方↓

簡単なシルバーアクセサリーの作り方・彫金で指輪を作る。

 

・火を使わないシルバーアクセサリーの作り方↓

初心者向けシルバーアクセサリーの作り方。透かし模様を切り出す。

 

目次

メンズシルバーアクセサリーの定番モチーフの意味「スカル(髑髏)」

今回はシルバーアクセサリーでよく使われている人気モチーフの「スカル(髑髏)」のお話です。

日本ではシルバーアクセサリーが流行り始めた頃から定番として定着したのであまり由来や意味を気にしたことがある方はいないかもしれません。

クロムハーツを始めクレイジーピッグにトラヴィスワーカー・スタンリーゲス。

私も若い頃は憧れたものです。

西洋と東洋・南米でスカルの意味合いが違うのでそこらへんも紹介していきます。

西洋での髑髏モチーフの意味合いとファッションアイテムとしてのスカル

西洋での髑髏の意味は「死」を意味します。

海賊船の旗の髑髏マークが一番わかりやすい例ですね。

宗教関係の有名な言葉で「メメント・モリ(死を忘ることなかれ)」という事があるようにスカルは死が傍らにあることを忘れないようにするためのモチーフです。

宗教的にはあくまでネガティブなイメージですが、1970年代からアメリカのバイカーファッションや前衛芸術に取り入れられることでファッションアイテムとして定着しています。

ロックやメタルと言ったら髑髏のアクセサリーを着けているイメージがありますよね。

 

現在ではアメコミ風の見た目のものなどキャラクターとしてのアレンジをされたものが多くあって「死」を感じるようなことはなく楽しまれています。

以前オーダーでスターリンギアのシルバーリングを彫らせていただきました。

スターリンギアは先述したブランドと同じ時期にアメコミ風スカルリングとして一世を風靡しました。

これからシルバーアクセサリーを買ってみようかな??という方には特におすすめの定番アイテムです。

 

日本での髑髏モチーフの意味合い

さて西洋ではもともと「死」を意味する不吉なモチーフとして使われていたスカルですが日本では意外にも吉兆のモチーフです。

仏教的な考え方もあるのですが人間が死んでも頭蓋骨(しゃれこうべ)が残るので生まれ変わりを意味するという事で縁起のいいモノとされています。

髑髏柄というのは見た目はおどろおどろしいのですが実は縁起の良い柄なんですね。

 

また戦国時代などの戦で大将の首をとった後は首はしっかりと供養(首供養)するように頭蓋骨は丁重に扱われました(首実検の前は女の人が首をキレイに洗ったりもします)。

現代とは死生観が全く違うのでピンとこないと思いますが髑髏はそこまで忌み嫌われるようなものではありませんでした。

※とは言っても喜んで持ち歩くような感じではありません。

 

メキシコでの髑髏モチーフの意味合い

一方メキシコでのスカル(髑髏)は非常にポピュラーでポジティブなモチーフです。

有名なところで言うとメキシコでは11月2日は死者の日という祝日があり祝祭が行われます。

そこら中が髑髏だけになり参加者も髑髏のメイクをするなどして大いににぎわいます。

子供の霊も大人の霊も戻ってくるのでお祭り騒ぎをしようといった祝祭でめっちゃ陽気なお盆みたいな感じですね。

 

メキシコでは亡くなった家族の髑髏を家の中に置いておく風習もあるようなので「死」を傍らに感じるにしても髑髏に対してネガティブな印象はないようです。

 

まとめ

今回はメンズシルバーアクセサリーの定番モチーフの意味「スカル(髑髏)」編という事で、西洋・日本・メキシコでの髑髏の意味合いについて紹介しました。

 

  • 一個は持っていたい定番アイテム
  • インパクトがあるので一個でも寂しい感じがしない
  • 経年変化のくすみが味になりやすい

このようにシルバーアクセサリーをこれから買って見ようという方にオススメのアイテムでもあります。

アメコミチックなものからリアルな造形なものまで自分好みのものを探してみてはいかがでしょうか??

 

IMULTA(@imulta_jewelry)でした。

他のモチーフに関しての記事はこちら

 

 

普段のお手入れに関してはこちらの記事をご覧ください。

 ・シルバーアクセサリーをしっかり磨く方法と簡単なお手入れの知識

シルバーアクセサリーのお手入れの簡単な方法

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この記事を書いた人

こんにちは彫金のやり方などを紹介するニッチなブログを書いています。

古くは奈良時代からある伝統技法ですが今では「彫金」という言葉を知っている方も減ってきているので少しでも普及に役立ちたいと思い情報を発信しています。

独学で始めたころは本当に手探りでどんな道具を使っていいかも勘で購入していましたが、現在では仕事にするまでになり自分なりに知識とノウハウの蓄積があります。

このブログを通して少しでも彫金を身近に感じれたり、これから彫金を始める方の参考になれば幸いです。

【上谷について】
8年間の彫金の下積みを経て2016年3月15日に独立しました。
屋号は「彫金萬」、「ちょうきんよろず」と読みます。
個人や企業からのオーダーを受けてお手元の金属製品に彫金を施すお仕事も受け付けています。

現在はジュエリーブランド「IMULTA(イムルタ)」で製作したオリジナルのジュエリーの販売しています。

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