MENU

ワックスの溶かし方。モデリングワックスを再利用する方法。

こんにちは彫金師の上谷です。

今回なワックスの再利用の方法を紹介します。

簡単と言っても最低限のロウ付が必要になるので、ロウ付けに関してピンとこない方は先にロウ付けの記事をご覧ください。

ロウ付けの知識と道具だけ揃えておけば内容はとても簡単です。

ロウ付けやワックスを溶かす工程は油断すると火事や火傷につながるので十分気を付けてください。

目次

モデリングワックスを溶かして再利用する2つの方法。

さて過去何度かにわたって紹介してきたモデリングワックスを使ってシルバーアクセサリーの作り方。

なんとなくワックスを買ってみて削ったりしてきた人が共通で考える事があります。

削ったワックスの粉どうしたらいいの??
うまいこと再利用できないの??

多分今これを読んでみて首が千切れるぐらい頷いてる人もいるはず。

筆者がやっているモデリングワックスの再利用の方法を紹介しましょう。

筆者は基本的に「作業に適した工具を買った方が楽でいいじゃん。」という考え方で工具にお金を惜しみませんので、過去のブログ記事ではでワックスポットをオススメしています。

とはいえ

そんなに工具にお金をかけたくない…

こちらの考え方の人の方が多いと思います。

今回は手持ちの真鍮の端材をワックスポット代わりにする方法を紹介します。

もう一つの方法はクッキングシートとアイロンを使った一番お金がかからない方法です。※これが一番簡単。

これはアロマワックスなどを溶かす方法としても使えるのでオススメ。

では今回の道具と方法の紹介を始めましょう。

モデリングワックス再利用に使う道具。

まず今回使用する2つの方法と道具はこちら。

ワックスペンを使う方法(自分の希望の形にしやすい)

  • ワックスペン
  • 真鍮棒
  • 真鍮板
  • 真鍮筒

アイロンを使う方法(とにかくワックスの粉を一つにまとめたい)

  • アイロン
  • クッキングシート
  • ダンボール

今回のメインはワックスペンを使う方法です。

アイロンを使う方法は以前の記事でも軽く説明したのと変わりません。

加熱に時間がかかる事と任意の形に仕上げるのは慣れと工夫がいるため

効率が非常に悪いのでそこまでオススメは出来ませんが、

工具にお金をかけたくない人が家にあるもので行うのであればこの方法になります。

時間がかかるので空いた時間に趣味としてパパっと作業したい人には向きません。

ワックスペン

工具代をかけたくないとはいえワックスでのアクセサリー製作でワックスペンは必須です。

どうしても買いたくない人は今回の方法はちょっと無理。

頑張ればダイソーのはんだごて(500円)で出来ますが細かな温度調整がしにくいので、

ワックスを焦がしてしまう&火傷の可能性が高くなります。

※雑にやればワックスペンでも焦がしますし火傷もします。

でもお高いんでしょう?

高くても2万円もしないので買っておきましょう。

ワックスペンの便利さはこちらの記事で解説しています。

真鍮棒と真鍮板と真鍮筒

このブログでメチャメチャ登場するいつも通りの真鍮の端材。

真鍮の板は薄い方が熱が伝わりやすくなるうえに作業しやすいので今回は厚み0.3mmの板がオススメ。

家の近くのホームセンターに行くと0.3mm厚の真鍮であれば普通に売ってると思います。知らんけど。

金属の種類はアルミでも銅でもどっちも熱伝導がいいのでかまいません。

アルミとかはなんか臭い時があるので個人的には真鍮がいいと考えてます。

ワックスペンと真鍮の端材を使ったワックスかすの再利用方法

簡単に言うと真鍮のおたまのようなものを作ってワックスペンのペン先にします。

大きくし過ぎると温まりにくいので程々の大きさのものしか作れませんが、少し溜まった程度のワックスカスをまとめるのであれば十分。

キレイにやりたい人は真鍮の端材をきちんと整形しておくといい感じになるのでオススメです。

真鍮板を切り出してお皿状にして真鍮棒にロウ付けする。

STEP
真鍮板を丸く切り出す。(丸くないといけないとは言っていない。)

真鍮板を丸く切り出します。

極端な話、水が溜まるような形にすればいいので四角でも星型でも何でもいいです。

STEP
切り出した真鍮板をお皿状にする

ワックスカスが溶けてトロトロになった時にこぼれないようにお皿状にします。

私はサイコロ台という工具を使っていますが窪ませることが出来るなら何でもいいです。

家の外のアスファルトがへこんでいる場所にカカトで蹴り込んで変形させるだけでもOK。

STEP
お皿状になった真鍮板と真鍮棒をロウ付けする。

おたま状態にするために真鍮板と棒をロウ付けします。

ワックスの溶解温度ははんだ付けの温度よりも低いのではんだ付けでも大丈夫。

STEP
ワックスペンのペン先にする

出来上がった真鍮おたまを真鍮の筒とロウ付けして、ワックスペンのペン先として使えるようにします。

この工程でおたまの形をした真鍮のペン先が出来るので後はワックスペンに装着して加熱します。

溶かしたワックスの受け型を作る(自分の思った形に寄せて作っておくと楽。)

クッキングシートを敷いて型を置きます。

私は真鍮板を切って筒状にしたものを使っていますが、100均のクッキーの型でもいいと思います。

溶かしたワックスをそこに流し込みます。

あまり細かい型にすると流し込んだ後に外す工程がめんどくさくなるので程々がオススメ。

ワックスを流し込んだ後に型を外せば再利用できるワックスの塊になっています。

トロットロになったワックスがかかると深刻な火傷を負う場合があるので気を付けましょう。

注意一秒ケガ一生

真鍮の板をざっくりと切ってワックス箱にする方法。

一番雑な方法なのでやるかどうかはお任せしますが、薄い(0.3mm厚)の真鍮の板を適当に切って曲げて箱の形になすると一番簡単にワックスの再利用ができます。

画像を見ていただくとわかるように箱の端っこはロウ付けなどはしません。

端っこを開けるようにしておかないと溶かした後のワックスを外すのに手間がかかるからです。そのため厚みのある真鍮板だと扱いにくくなります。

アイロンをひっくり返してその上に真鍮の箱を置きます。

アイロンの電源を入れれば勝手にワックスが溶けて形になります。

箱の端っこは隙間があるのを放置しているので多少は溶けたワックスが溶けて漏れだします。

筆者ははワックスを溶かす用・松脂を溶かす用に工具として服用とは別にアイロンを一個使っているので普段ワイシャツのアイロンがけに使っているものでやるのはやめておきましょう。

ただすごい楽です。

真鍮で箱を作るのがめんどくさい方は空になった小さめのクッキー缶などを使ってもできます。

型を冷やしておくとワックスを外すのが楽

流した後に型から中々外せないの…。

外した時にキレイな形になっているというのをある程度無視して外しやすさを重視した場合、型を冷やしておくと型の方にワックスが張り付きにくくなるので外すのが楽になります。

簡単に再利用するための方法なのでそこまで精度にこだわらすにワックスをまとめてみましょう。

クッキングシートとアイロンを使ってワックスポット代わりにする方法。

これは以前簡単に紹介した方法でクッキングシートとアイロンを使ったワックスカスの再利用の方法です。

STEP
クッキングシートを箱型に折る

折り紙の要領でクッキングシートを箱型に折ります。

強度を考えて厚みを出しておくと先述したおたま的な使い方も可能です。

STEP
裏返したアイロンのパワーを全開にしてダンボールに安定するように置く。

アイロンを熱源にします。

クッキングシートを置いても滑って落ちてこないようにダンボールに安定するように置きます。

STEP
箱の中にワックスカスを入れて放置。

ワックスカスを箱の中に入れて温まるまで放置します。

溶けるまでは時間がかかるのでのんびり待ちましょう。

以上の工程でワックスカスをひと固まりにまとめることが出来ます。

クッキングシートの場合は他の型に移す時にワックスが冷えて流れにくくなります。

型に移すことを考えているのであれば、移す時にワックスが冷えにくいようにある程度まとまった量のワックスを溶かしましょう。

箱型クッキングシートに入れるだけであれば冷えた後に箱から外せば完了です。

クッキングシートの場合簡単に外れるので特に大変なポイントはありません。

ワックスの再利用方法まとめ

今回はワックスペンを使った方法とアイロンとクッキングシートを使った方法を紹介しました。

どちらも溶かしたワックスを流す方法なので火傷をしないようにお気を付けください。

IMULTAでした。

IMULTAの読む彫金教室

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

上谷 俊介のアバター 上谷 俊介 彫金師

彫金萬代表、彫金ブランド「IMULTA」を運営しています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次
閉じる