IMULTA彫金師の毛彫タガネ彫り方練習その3〜109

魚子タガネ持ち方
Pocket

こんにちはIMULTA彫金師(イムルタ )の上谷です。

始まりの挨拶も上の文言で固定されてますが、最近うちのサイト内であちこち飛べるようにリンクを貼っているのでもうちょっと変化があった方がいいのなぁと思っている今日この頃です。

今回は彫金の彫り方ハウツー第9回。

毛彫りタガネの彫り方その3

石(宝石)を留めるのは興味ないよって方はあんまり役に立たない内容になってます。

では始まり始まりー

彫金の練習方法をサクサク書いていってますが、読んだからってすぐには出来るようになりませんので練習はして下さいね^ ^

では今回は

毛彫りタガネの彫り方その3

他の毛彫りタガネのブログはこちらから

毛彫タガネの爪立て

石を留める際の「爪立て」の練習方法を書きます。これを覚えると自分の好きな所に宝石を留める事がある程度はできるようになります・:*+.\(( °ω° ))/.:+

あくまで私なりの留意点を書いていくのでユルくどうぞ。

彫金で石を留めるのは「石留め」「彫り留め」と呼びます。今回はこの中でも爪を立てる事だけについて書きます。

今回の使用アイテムは

  • 毛彫タガネ
  • 魚子タガネ
  • ルーペ

以上の3点になります。

前回の毛彫タガネの彫り方練習の直線彫りで練習に使った金属板を使うと楽かもしれません。

爪を立てる時は基本的に留める石のフチまで彫り進めて爪を立てます。

前回彫った直線をボーダーラインに見立ててその線ギリギリに爪を立てます。(正式)

というのが正式っぽい練習方法をですが、オススメしません。

毛彫タガネ爪たて

毛彫タガネ爪たて

私流練習方法

どんな感じかわからずに練習しても出来なくてストレスが溜まるので

まずは

・毛彫タガネを細ーく彫り入れて真っ直ぐ彫る

 →叩きながらタガネを立てる。

とりあえずこれを練習します、多分10回ぐらいやれば

  • どのくらい毛彫タガネを立てたら
  • どのぐらい進まなくなって
  • どのぐらいいの爪が出来る。

これがわかるようになりますので、横線に向かって彫るのはその後でいいです。

上の3つが分かっていればすぐに出来るようになります。

上の写真では少しずらしたり、前後で爪を立てたりしてますが順番を間違えると彫れない位置が出てきます。

例えば

  1. 爪立てる
  2. そのすぐ手前にもう一個立てたい
  3. さっきの爪が邪魔で彫れない

こうなります。爪の形や爪の向きにこだわらなければどうとでもなりますけどね。

言うのを忘れましたが今回爪になるのは今までの練習では彫り飛ばしてゴミになっていた金属片(彫り粉)の部分です。

今回は爪留めの説明ではないですが金属部分の装飾として使われるので魚子タガネで丸める方法も書いておきます。

魚子タガネ持ち方

魚子タガネ持ち方

こうやって持ちます。

ちなみにタガネと持ち手は別個に売ってます。

魚子タガネとハンドル

魚子タガネとハンドル

爪あしらい(オリジナルで名前つけてます。)

爪を立ててそのままにしておくと危ないので丸めます、というかそのままにしておくとかあり得ないので。

 

デザインで残しておきたい?

お好きに。

人に怪我させないように部屋から持ち出さない方がいいですよ。尖った爪刺さると超痛いから。

 

石を留める時は爪を宝石側に軽く倒して丸めます。

あまり強くやると爪が折れて、そのままの勢いで宝石を魚子タガネでぶっ刺す事になります。

ブラッディースクライド状態で「クロコダイーンッ!」です。気をつけましょう。

私はなった事はありませんがお客さんからの預かりものの宝石とかだったらシャレにならないです。「…クロコダイン?」です。気をつけましょう。

丸め方

魚子タガネ持ち方

魚子タガネ持ち方

これは人によって色々方法があります。

その1(練習ならこの方法を推奨)

今回の方法では立てた爪の足元が先端よりも広がっているので軽く先端を魚子で抑えてから足元をぐるっと魚子タガネでこそいでまとめる方法。

これが1番綺麗にできて1番難易度が高いです。ジュエリーに使われます。

超気をつけて

魚子タガネをクリクリやって足元こそぐ時に慣れないうちは爪を丸ごとえぐってしまうことがあります。

その時反対側の近い所に手を添えてたりすると勢いそのままにセルフブラッディースクライドする事になるので気をつけましょう。私はスクライドらなかったですが、手のすぐ側を「ボッ」てなって玉ヒュンでした。

その2

どんな方法でもいけるのが上から魚子タガネで軽く叩いて先端だけ丸くする方法。

これは昔々の刀の鞘(さや)の装飾とかに使われています。

この方法の場合立てた爪の長さも装飾の一部だったりするので丸めきりません、彫り留めではまず使わないです(デザインによるけどね)。

気をつけて

パワフルに叩きすぎると爪ごと下の金属に魚子タガネがめり込みます。「始めから魚子で打ったのとかわらないじゃーん。」ってなります。ソフトタッチでどうぞ。

※ちっちゃいハンマーを軽く落として叩く感じ、ここでも「持ち上げる叩き方」を使います。

↑この回で紹介している叩き方はかなり重要です、覚えていると覚えていないとでは上手さもそうですが練習での上達具合も格段に変わってきます。

その3

爪を上から真ん中ぐらいまで押しつぶすように魚子タガネで丸める。

これは爪全体の金属部分も使って複数の石を留める時。

押しつぶすと言うとちょっと語弊があるんですが、爪と宝石以外に金属部分が見えないように留める時と言った方がいいですかね?綺麗に仕上がるのは結構難しいです。

ただこれは「皿もみ」という宝石をはめ込む穴を開ける時の技術が成功失敗のほとんどを占めているので、魚子か・爪が・毛彫がって話とはちょっと違います。

そもそもこの方法の時は毛彫タガネの登場率低め。

魚子タガネをグリグリしすぎて金属部分に魚子の跡が残ったら失敗です(´;ω;`)

 

爪の立て方と丸め方は以上です、ルーペは細かい部分を見る時に要所要所使ってください、10倍ルーペで十分です。

以上なんですけど…。

爪立ては簡単に練習できますが

魚子タガネで爪を丸める工程はかなり神経を使う上に不用意に手をそばに添えたり、雑に強い力でやると破損、怪我につながります。くれぐれも注意してください。

私は責任を取れませんので、あまりオススメしません。用意する道具も多いし、特に彫刻台高いしね。

今は趣味でもゆくゆくは仕事にしたいという方は怪我をしないように気をつけて練習してください^ ^

 

ちょっと長くなってしまったので毛彫りタガネの「筋彫り」に関してはまたの機会に書きたいと思います。

文章のペースに写真が間に合わないのでちょっち読みづらいですがだんだんとアップして行きたいと思います。

特にこういった動画が見たいよって方はコメントください。

私にできる技術なら動画で撮ってアップします。

出来なかったらゴメンナサイ。

 

次は何を書こうかな?

だいたい練習方法→新商品紹介。の順番なので次回は新商品の紹介になりますね^^

では最後にいつも通り宣伝です。

今後のスケジュール

4/27(土)

ハンドメイドメーカーズ@東京ビッグサイト

 

デザフェス当選しました!!!

2019.5/18~5/19

デザインフェスタ vol.49 @東京ビッグサイト

 

ご来店お待ちしてます(^o^)/

遠方で見に行けないという方は
私の商品のオンラインストアもありますのでよかったらこちらからご購入ください。

オンラインストアへ

 

そして各有名サイトでも販売しているのでそちらからもぜひどうぞ。

Creemaはこちら

 

iichiはこちら

 

BASEはこちら

それぞれ作りが違うので是非ご覧ください。

IMULTAロゴ

 

▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲

【twitter】

【Facebook】

【instagram】

▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲

それではまた次回をお楽しみに!!

Pocket

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

Or

*

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください