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片切タガネの彫り方練習その8~文字彫り

こんにちはIMULTAの上谷です。

独学で彫金を始めて15年たちまして現在はIMULTA(イムルタ)という自分のブランドを立ち上げて彫金師をやっている上谷です。

今回は「読む彫金教室」。

漢字とか文字の彫り方について書きます。

やり方は色々とありますがシルバーアクセサリーの作り方の彫金教室ではなく模様を彫ることに特化した彫金教室に行く場合はおそらくここで紹介する内容を延々と反復練習することになると思います。

「彫金教室に行ってみたいな~。」という方は高いお金を払う前に一度目を通してみると感じがつかめるかもしれません。

目次

文字片切タガネの彫り方練習その8~文字彫り

さて今回は「読む彫金教室」の文字を彫る編。

私が文字を彫る時は他の方のモノ(リングやらネックレスやらの金属製品)に仕事でイニシャルを彫ることが多いので頻繁にアルファベットを彫ります。

何年か前からは刀剣乱舞が流行った影響か刀の名前をちょいちょい彫っていました。

アルファベットの彫りはちょっと初心者向きではないので今回は漢字と平仮名の彫りを中心に書きます。

それぞれの文字をどう彫るとかじゃなくてタガネの動かし方の説明になるので応用すればアルファベットでも彫ることができます。

ちなみにアルファベットを「キレイに」彫りたい場合は結構ハードルが高いのでかなり練習が必要になります。

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文字の彫り方

彫り方のイメージは筆で文字を書くイメージです。

行書体とか草書体とか書体によって色々ありますけど基本は筆をイメージ。

ただ慣れていないうちは書道と彫っていく順番が全く違ってきます。

筆文字で強弱を極端につけていい彫り方の時は正しい書き順でもいいのですが、彫金で文字を彫る時に書道と同じ正しい書き順で彫ると「やけに縦の棒が目立つなー。」って感じで変な字になる漢字もあります。

※かなり慣れてくると彫った時の深さを自分で調節しながら彫ることが出来るようになるのでそこまで気にしませんが初心者のうちはまず無理です。

彫金の基本は全て三日月をキレイに彫るところから始まるのでまずは三日月彫りを練習しましょう。

世界には現在数えきれないほどのフォントがあるので、もし自分で彫ってみたいフォントが非常に繊細なものであった場合はかなり練習が必要になります。

最近Twitterで漢字を彫るところを動画にしてあげたりしています。

私が彫る文字は行書体にちょっと草書体を混ぜた崩した漢字です。

片切タガネ彫金文字彫り
片切タガネ彫金文字彫り

あまり角ばった印象にならないようにするのと崩し文字の場合狭いスペースに彫る時に都合をつけやすいというメリットがあります。

使うタガネはどんな雰囲気にするかで使い分けていますが、基本は片切タガネです。

一本の線でも太い部分と細い部分で手元を忙しく動かして彫ります。

過去のブログで「山彫り」「波彫り」を彫る時に動画で刃先をグイっと捻って彫ってますが、行書体とか草書体の彫りはその発展形になります。

文字の形によっては途中で刃先をわざと外したりもするので超硬タガネだと欠けやすいです。

ハイス鋼のタガネの方が粘りがあるので捻る動きが必要なデザインはハイス鋼のタガネを使用しましょう。

ハイス鋼も欠ける時は欠けますが研ぎ直して復旧するのに時間がかからないので刃先に負荷がかかるものはハイス鋼のタガネを使うと考えておきましょう。

まとめ

今回は彫金の漢字の彫り方を紹介しました。

また追記しますが漢字を彫る練習をする時はハイス鋼のタガネを使用することをオススメします。

アルファベットの彫り方はまた違った方法になるので他の記事で紹介したいと思います。

IMULTA(@imulta_jewelry)でした。

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この記事を書いた人

上谷 俊介のアバター 上谷 俊介 彫金師

彫金萬代表、彫金ブランド「IMULTA」を運営しています。

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