片切タガネ彫金文字彫り

こんにちはIMULTAの上谷です。

独学で彫金を始めて15年たちまして現在はIMULTA(イムルタ)という自分のブランドを立ち上げて彫金師をやっている上谷です。

今回は漢字とか文字の彫り方について書きます。

文字彫り

他の方のモノに仕事で基本はイニシャルを彫るんでアルファベットを彫ります。

ただ今回は漢字と平仮名の彫りを中心に書きます。

それぞれの文字をどう彫るとかじゃなくてタガネの動かし方の説明になるので応用すればアルファベットでも彫ることができます。

 

彫り方

彫り方のイメージは筆で文字を書くイメージです。

行書体とか草書体とか書体によって色々ありますけど基本は筆をイメージ。

ちなみに「オリジナルで考えたフォント彫ってください。」は基本的にお断りします。

 

筆文字で強弱を極端につけていい彫り方の時は正しい書き順でもいいんですけど、

彫金で文字を彫る時の筆と違う部分ですが正しい書き順で彫ると「やけに縦の棒が目立つなー。」って感じで変な字になる漢字もあります。

 

オリジナルのフォントの場合、彫り順や線の強弱をを決めるといった工程がめちゃ増えるので受けません。

大体そういうの頼んでくる人ってケチばっかつけてくるので自分で彫った方がいいですね^^

100均のリューターにラウンドカットドリル着けて表面を引っ掻けば文字に見えますよ。

ドリルだから「文字掘り」か。

 

脱線しましたね。

最近Twitterで漢字を彫るところを動画にしてあげたりしています。

私が彫る文字は行書体にちょっと草書体を混ぜた崩した漢字です。

片切タガネ彫金文字彫り
片切タガネ彫金文字彫り

あまり角ばった印象にならないようにするのと崩し文字の場合狭いスペースに彫る時に都合をつけやすいというメリットがあります。

使うタガネはどんな雰囲気にするかで使い分けていますが、基本は片切タガネです。

一本の線でも太い部分と細い部分で手元を忙しく動かして彫ります。

過去のブログで「山彫り」「波彫り」を彫る時に動画で刃先をグイっと捻って彫ってますが、

行書体とか草書体の彫りはその発展形になります。

文字の形によっては途中で刃先をわざと外したりもするので超硬タガネだと欠けやすいです。

ハイス鋼のタガネの方が粘りがあるので捻る動きが必要なデザインは彫りやすいのでオススメです。

 

ハイス鋼も欠ける時は欠けるんですけど、

研ぎ直して復旧するのに時間がかからないので

刃先に負荷がかかるものはハイス鋼のタガネを使うと考えておけば大丈夫。

 

 

IMULTA(@imulta_jewelry)でした。

 

彫金を施したスターリングシルバーのzippo
彫金を施したスターリングシルバーのzippo

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