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彫金のシリコンポイントが便利~175

こんにちは彫金師の上谷です。

梅雨入りしたからか雨が本気を出してますね、

危なくなったらすぐに避難しましょう。

さて今回は彫金ハウツーの道具を説明する回。

今回はシリコンポイントです。

始まり始まりー

シリコンポイント使い分け。

さて以前のページでも軽く説明しましたが、シリコンポイントの使い勝手について説明します。

 

そもそもシリコンポイントって何?

って方のために簡単に説明すると

まず、近年のシルバーアクセサリー作り、ジュエリー制作にはリューターという電動の工具が使われます。

ミシンみたいに足でスイッチを踏んで動かす機械工具で、取り敢えずDIYで使う電動ドリルみたいなものを思い浮かべていただければ大丈夫です。

リューター
リューター

電動ドリルも先端のドリル部分をカチャカチャ付け替えて使いますよね、それと一緒でリューターも先端の工具を付け替えて使います。

シリコンポインターはその名の通りシリコンで出来た先端工具の1つです。

最近はハンドメイドブームで彫金を始めてすぐやめる人もいると思うのでヤフーオークションとかでも多分あるんじゃないですかね?

まぁ壊れてるのを売りつける人もいると思うので正規品を買うのをオススメします。保証期間とかちゃんとあるし。

用途

まずはどんな時に使うかというと

  1. 削る
  2. 磨く

この2つです。

用途は二つしかありませんがシリコン自体の種類はたくさんあるのでそれぞれ説明していきます。

今回はEVE社製のシリコンポイントを使います。個人的にはとてもコスパがいいのでおススメです^ ^

 

荒仕上げ

まず最初にご覧いただくのは

「荒仕上げ」のシリコンポイント

前回の投稿でも紹介した白いシリコンポイントです。

荒仕上のシリコンポイント
荒仕上のシリコンポイント

これはシリコンで出来ていますが、金属(銅、真鍮、洋白、シルバー、ゴールド)でもガンガン削れます。

ただこの荒仕上げのシリコンポイント自体も凄い勢いで減っていきます。

例えるなら消しゴムがすごい勢いで減る感じ。

減った分のシリコンは粉になって飛び散るのでシリコンポイントを使った作業中マスクは必須です。

極端な話、この荒仕上げで大まかな金属造形も出来ます。やろうと思えば。

手元めちゃめちゃ熱くなりますけどね^^;

 

中仕上げ

次に使うのは中仕上げのシリコンポイント。

↑私が普段使ってるのがこの砲弾型。

砲弾型のシリコンポイントは先端が減って丸まってくると使いにくいって人もいますが

そしたらヤスリに当ててもう一回尖らせればいいじゃん!! 

というのが私の持論です。

ヤスリを動かして削るんじゃなくてヤスリの上でシリコンポイントを回転させると秒で尖ります。

これは黒と青の2種類があって、黒がちょっと荒いです^ ^

青は仕上げ用ってなってるんですが最終仕上げとごっちゃになってややこしいので中仕上げと呼んでます。

人に言うときは普通に青ポイントとか言ってますね。

荒仕上げで削った面の傷の数を減らして磨いていく時に黒→青の順番で使います。

ただ黒は意外と削る力が強いので

油断すると思ったより削れて表面が波々になってしまうので気をつけて下さい。

特になました(熱を加えて柔らかくした)後のシルバーは結構削れるので要注意。

 

黒ポイントまでは「削る」と言う感覚のほうが強いので

青のシリコンポイントからようやく「磨く」感覚になります。

ただ磨く工程で使う青もグリグリやると表面が波打ってしまうので優しく当てましょう。

平面を崩したくない時とかは手前から奥にサッサッと撫でるように当てるといい。

と言われた事がありますが、本当かどうかは微妙です。

ぶっちゃけ慣れですねwww

一応この投稿はシリコンポイントについて説明しているので出てきませんが、いざしっかり平面とるってなったら砥石とか使うし私笑笑

余談ですがシリコンはガッツリ貴金属に当てると黒くなるので荒仕上げ(白)と中仕上げ(青)の見分けがつかなくなる形の物(砲弾型)もあるので気をつけたほうがいいです。

 

最終仕上げ

さぁ最後は最終仕上げのピンクです。

 

これは本当にキラキラに磨ける上に減りがおそいのがメリットです。

シルバーアクセの端々をちょちょっと磨くだけでもワンランク上がった感じになると思います。

まとめ

シリコンポイント以外の先端工具もそうですが、仕上げる時に当てる順番がしっかりあるので1つ1つの仕上がり具合を確認しながら使っていくとコスパもいいし作業が効率化されます。

全ての作業ををシリコンポイントでやるのは無謀ですが

そこまで高いものでもないので一旦使ってみてはいかがでしょうか?

お試しセットは1個「サテン仕上げ」のものも入っています。

これは使ってみないと説明しづらいので、まずは使ってみてください。

そのうちサンプル画像とかとってupする予定です ^^

※余談

EVE社のシリコンポイントは硬度6以上の宝石であれば直接あたっても傷が付かないそうです。

シーフォースに買いに行った時にPOPで書いてありました。

いざ当てて傷が入ったらシャレにならないので私は当てた事はありませんが、気になる方は店の方に聞いてみてください。

 

 

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IMULTA彫金師の上谷

IMULTAというブランドを展開している彫金師の上谷(ウエタニ)のブログです。彫金のハウツーとかお手入れの方法とか嫁さんのあるあるとか勝手気ままに書き連ねてます。気になる事があったら気楽に聞いてください。答えられる事は丁寧に答えます。わかんないことはわかんない。気が向いたら読んでみてください。