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ハーキマーダイヤモンドのピアスを原石を利用して作る。

こんにちは彫金師の上谷です。

今回の読む彫金教室はハーキマーダイヤモンドの原石を使ったピアスに関してです。

 

簡単にハーキマーダイヤモンドの石として概要も説明しつつ、もし自分でピアスとかを作るんだったら穴が開けてあるやつを買った方がいいですよっていう内容です。

 

目次

ハーキマーダイヤモンドのピアスを原石を利用して作る。

ハーキマーダイヤモンドは水晶(クォーツ)の一種でアメリカにある鉱山のハーキマー地区で産出されたダイヤモンドクオーツがハーキマーダイヤモンドクオーツを名乗ることができます。

 

その通り、フランスのシャンパーニュ地方で作られたものをシャンパンと呼ぶように産出した地区にまつわる名前です。

同種の鉱物はパキスタンなどでも産出しておりますが、ハーキマー地区で産出したものは特に透明度が高く美しいので別枠としての名前が付いています。

 

パキスタンのものと石としてどう違うかというとクオーツの中に黒いインクルージョン(内包物)があるか無いかです。

とはいえインクルージョンがないものもあるので最終的には見分けがつかないレベルのものもあります。

ダイヤモンドクオーツですので水晶ですが採掘されたままの姿があまりにも美しいのでダイヤモンドの名がついてます。

ハーキマーダイヤモンドのピアス

ハーキマーダイヤモンドのピアス

「ハーキマー 採掘」などのキーワードで画像検索すると出てきますが、地面の中から結晶の形のままでコロンと出てくる天然石です。

 

水晶の性質として「欠けてなければ」剣(結晶の尖っている部分)の部分が残っているので水晶の形そのままです。

いわゆるダブルターミネーション。

 

研磨もしないでこの透明度と輝きなのが凄いところで、原石の状態のダイヤモンドは輝いてはいないので輝いてはいないので原石状態だと一番キレイかもしれません^^

「水晶 ダブルターミネーション」で検索するとわかりやすいです。

 

パワーストーンとしての意味

才能を開花させたりパワーを増幅させる系のパワーストーンですね。

無意識下で重要なことを感じ取る力が高まるとのことです。

一時期はパワーストーンとしても流行りましたね。

 

 

ハーキマーダイヤモンドの加工を、もし自分でするなら

ではハーキマーダイヤモンドを自分でアクセサリー、特にピアスにするならどうしたら良いか。

地面の中から結晶の状態でコロンと出てくるのが魅力なので形を変えたい人はおそらくいないと思います。

その場合加工するとなると「穴開けてピアスにしたいな~、穴あけぐらいだったら簡単そうだし…。」多分そんな感じで考えると思うんですが、専門店に穴あけ加工を依頼するのをオススメします。

そもそも水晶はモース硬度が7なので穴を空けたりといった加工は大変です。

モース硬度が7以上になると一般的なものではまず加工できません、やったとしてもなかなか手間がかかります。

ハーキマーダイヤモンドのピアス

ハーキマーダイヤモンドのピアス

 

上で紹介しているピアスがIMULTA(イムルタ)の商品ですがすでに売り切れています。

これは仕入れたハーキマーダイヤモンドに穴を開けてピアスのピンを挿して作ったものです。

これを例にやり方を書いてみます。

ハーキマーダイヤモンドの穴あけ加工に必要なもの

私がやった時のものを参考に紹介します。

※ただこれらを揃えるぐらいなら業者に頼んだ方が安上がりです。

 

 

他の記事でリューターを紹介した時は多少パワーの弱いものでも使えると書きましたが、ハーキマーダイヤモンドの加工の時は、上で紹介しているリューター(Mr.MeisterHP-300)程度のパワーがなければ出来ません。

まず最初にダイヤモンドビットで強く当てても滑らないように軽くあたりをつけます。(軽く窪みを作る感じ。)

ダラダラ長時間当てれば穴が開くものではないので、回転数を上げてダイヤモンドドリルで一気に開けます。

結果パワーが強いリューターが必要になります。

 

 

穴を開ける時に熱を持つとハーキマーダイヤモンド自体も傷みますし、あっという間にダイヤモンドビットの砥粒が剥がれて使い物にならなくなるので水の中でやってください。

硬度が低い他の天然石であれば出来ないことはありませんが、それでも石と工具両方とも傷むので基本は水の中です。

 

ヒートクレイに関しては力が入りにくい角度に穴を開ける時に台座として使うためにハーキマーダイヤモンドの形に変形させて固定するために使うので、力が入りやすい角度で加工するなら不要です。

 

以上の手順で穴を開けていきます。

 

文字にするとこれだけなのですが、慣れていない人がやると

  • ドリルがかまなくて入っていかない。
  • 力の加減がわからなくてドリルが折れる。

 

この二つのトラブルはまず間違いなく発生します。

どうしてもやりたい方は止めませんが、ここまでくるとちょっとハンドメイドの域は出てますのでオススメは出来ません。

 

ハーキマーダイヤモンドのピアスを原石を利用して作る。まとめ

ハーキマーダイヤモンドだけではなく石の加工は道具や技術、かなり専門的な内容が必要になるので「ちょっとやってみよう^^」ぐらいの感覚だと正直厳しいです。※ハッキリ言って無理です。

専門店に依頼しましょう。

私は専門ではないので受けません。自分で使う分だけやってます。

 

以前イベントで「自分でもできますか?」と聞かれましたので一応やり方を書きました。

「出来ないことはない」が答えです。

簡単にやりたいのであれば自分では不可能なので業者に依頼しましょう。

 

IMULTA(@imulta_jewelry)でした。

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この記事を書いた人

こんにちは彫金のやり方などを紹介するニッチなブログを書いています。

古くは奈良時代からある伝統技法ですが今では「彫金」という言葉を知っている方も減ってきているので少しでも普及に役立ちたいと思い情報を発信しています。

独学で始めたころは本当に手探りでどんな道具を使っていいかも勘で購入していましたが、現在では仕事にするまでになり自分なりに知識とノウハウの蓄積があります。

このブログを通して少しでも彫金を身近に感じれたり、これから彫金を始める方の参考になれば幸いです。

【上谷について】
8年間の彫金の下積みを経て2016年3月15日に独立しました。
屋号は「彫金萬」、「ちょうきんよろず」と読みます。
個人や企業からのオーダーを受けてお手元の金属製品に彫金を施すお仕事も受け付けています。

現在はジュエリーブランド「IMULTA(イムルタ)」で製作したオリジナルのジュエリーの販売しています。

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